信号機

1.目的・背景・概要
信号機設置を普及させるには、設置にかかる製品からサービスまでのトータルコストを下げる必要があった。
目的・手段を明確にして、何に費用がかかっているかを分析し検討した。

2.着眼点、改善ポイント
(1)着眼点:VEはトータルコストの削減である
(2)着眼ポイント:対象物変革と保守費・ランニングコストの削減

3.改善事例
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改善効果
(1)機能の大幅向上:よく見えて事故が減った
(2)原価:トータルコストが削減された
(3)ランニングコスト:電気代80%削減
(4)保守費:ランプ交換費用(人件費・作業費)削減

4.VEとの関連(5原則)
(1)使用者優先の原則
・目の悪い人にも良く見えるようになった(エンドユーザー)
・設置費用が下がり設置しやすくなった(自治体)
(2)機能本位の原則
「色を伝える」手段として色フィルターとランプを使用していた
(3)創造による変更の原則
この「光を出す」機能のものは、ランプ、LED、蛍光体、プラズマなどがある
(4)チームデザインの原則
人間工学、電気工学、機械工学、サービスマン、製造などのプロの考えが必要だった
(5)価値向上の原則
1)機能を向上し、2)トータルコストの削減(ランニングコスト他)、3)保守費(球切れ交換など)の削減
[価値V]大幅↑=[機能F]↑/[コストC]↓