こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
9月に入ってから、やっと一息つける気候になったような気がしますが、今時分は夏の疲れの出やすい時でもありますので、体調管理にお気をつけください。
さて、前回のブログでの、ホームステイ中に訪れたグランドキャニオンでの遊覧飛行で、「元気な女の子達に比べ、どうして男の子達は青ざめていたのか?」というお話ですが、おそらく、少々アクロバチックな飛行(気流の関係か結構激しく揺れていたようでしたが、私は景色を見るのに夢中で恐怖感はありませんでした)に酔ったか怖かったものと思われます。加えて、搭乗した小型セスナ機がパッチワークのようにツギハギだらけのオンボロ飛行機だったせいで、乗る前から既に恐怖心が煽られていたのかもしれません。
実際、その飛行機かどうかは分りませんが、帰国してから1カ月後、グランドキャニオンでの遊覧飛行機の墜落事故が報道されていました。もし、事故が先に起っていたら、男の子達は乗らなかったのではないかと思います。女性の方が怖い物知らずかもしれませんね。
1カ月のホームステイも終盤に入り、各自がお世話になったホストファミリーを招待して感謝の気持ちを伝えるために「さよならパーティー」を開く事にしました。総勢15人程の日本人の仲間はほとんどが高校生や大学生で、最初からとても仲が良くてまとまっていましたが、この企画により更に一致団結しました。その仲間達で何回か相談を重ねて、パーティーの内容を決めていったのですが、浴衣のファッションショーや、ティーセレモニー(簡易版茶道具を持っていった私がお点前をしました)、歌やお芝居など盛沢山でした。
『それはやりたくない』という人は皆無で、本当にごく自然にそれぞれの役割が決まっていったのは、皆のホストファミリーへの感謝の気持ちが大きかったからだと思います。
英会話能力はともかく度胸だけはついた私が、僭越ながらホステス(司会)役を引き受けることになり、お芝居なども誰が脚本を書いて、誰がどの役をやるかもスムーズに決まっていきました。タスクフォースというか適材適所で、実にテキパキとチームワークが発揮されていたと思います。何のお芝居をしたかなどの内容は次回にさせていただきます。
私はアメリカの東海岸の方には行ったことがありませんが、西海岸とは気候はもちろん文化も違うと思いますし、アメリカより国土の狭い日本でも東日本と西日本とでは、文化、ひいてはものに対する視点も違うと思います。ちょっと視点を変えて外から眺めてみる事によって何かに気づけるかもしれませし、人を新しい発想へとつなぐこともあると思います。
当会では10月13日(金)に「新たな視点で現状打破」をテーマに「第61回西日本VE大会」を広島のマツダ株式会社にて開催いたします。上記のパーティーではありませんが、講演、事例紹介、現場見学会(マツダミュージアムと工場の見学)と盛沢山な内容になっています。この機会に参加されて、VEで組織力、発想力、改善力を高めてみてはいかがでしょうか?お申し込みの締切りは9月29日になります。(https://www.sjve.org/2485)
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
過去のブログはこちら
- 幸せを感じる(4) (ゆ) No.340
- 幸せを感じる(3) (ゆ) No.339
- 幸せを感じる(2) (ゆ) No.338
- 幸せを感じる(1) (ゆ) No.337
- 価値をあげる(6) (ゆ) No.336
- 価値をあげる(5) (ゆ) No.335
- 価値をあげる(4) (ゆ) No.334
- 価値をあげる(3) (ゆ) No.333
- 価値をあげる(2) (ゆ) No.332
- 価値をあげる(1) (ゆ) No.331