こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
先日、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんが105歳で亡くなられました。『腹八分が健康を保つのに有効』と言われて、80歳からは1日1300キロカロリーの食事摂取を実行されていたそうですが、やはり節食が長寿と生涯現役の秘訣でいらしたようです。
さて、前回のブログの続きですが、節食どころか食を絶ったのに元気で生きている女性が10年程前のテレビで紹介されていたお話です。その方は当時60代のロシアの方で、食物も水も一切口にされないとの事でした。そのきっかけは、一人息子さんを事故で失った事により、精神的ショックを受け食事もできない程衰弱してしまった事だったそうです。何も食べられなくなった彼女は衰弱がひどくなり、もう死を待つばかりになったそうですが、次第に精気を取り戻し、同時に息子さんの死も受け入れられるようになったとの事です。
テレビの映像の中の彼女は元気に生活されていました。大学の医学部の研究チームが彼女の本格的な体内検査を行った所、細胞レベルでの体内器官の状態は30歳の女性と同じだったそうです。彼女によれば、『何も食べなくても太陽にパワーをもらっている感じがする』との事でした。科学的にも日光によって皮膚の下にあるコレステロールの一種からビタミンDが生成される事が確認されているそうで、彼女の体内では日光によってビタミンDやそれ以外の栄養素が自然形成されているのではないかとの事でした。
彼女の話を聞いて、『「仙人は霞を食べて生きる」というのもあながち否定できないのでは?』と思いました。日本でも2年前に俳優の榎木孝明さんが30日間の不食を実行された事が話題になりましたよね。やはりテレビで彼を拝見しましたが、お元気そうでした。
過食によって、体に良くないものまで摂取して病気になるケースもあると思います。ゼロとは言わなくてもできるだけ食べ過ぎや飲み過ぎには注意したいものですが、美味しい物を頂く事は楽しい事でもありますし、普通の人では中々難しいものと思われます。
そこで、30日は無理としても1日のプチ断食で内臓を休ませると同時に腸内を綺麗にする事を目的に、2年前にやはりヨガ関係のデトックスセミナーに参加しました。20年前の一泊セミナーより本格的でした。1日だけ水と塩だけで過ごすのですが、その日をはさんで数日間の減食と捕食のプログラムが組まれていて、その期間は、お酒、お菓子、コーヒー等が禁止でした。思ったよりは空腹感もなく、体から悪いものが出ていった実感は確かにあり、いかに今まで必要以上に摂取していたかがよく分り、食生活のVEが図れました。
こちらも最初は自己流ではなく、きちんと指導者の方の下で行う事が大切だと思いますが、短期間でも絶食あるいは食事制限をしてみて、改めて食べ物はもちろん食べられる事のありがたさがよく分りましたのでお勧めです。更に10日程で自然と2キロ程痩せましたので、贅肉のVEというダイエットの効果もありました。
これから夏本番に向けて、薄着になったり水着を着るといった機会が増えてきますと、『ダイエットをしなくては』という方も多いと思いますが、私はこのセミナー以外で、短期間に数キロ痩せた事が3回あります。
一つは、結婚直前に準備だなんだで忙しく体調を崩したせいもあり、今までで一番痩せたものの健康的とはいえず、結婚式当日はフラフラしていましたので、あまり思い出したくない痩せ方でした。
残り二つは長くなりますので、次回以降にさせていただきます。
過去2回の断食セミナーでは、ヨガ仲間と一緒に受けた事がとても良かったと思います。色々とおしゃべりしたりして気も紛れましたし、同じ目的を持つ人達で行うと励みになりますので、より効果的だったと思います。
皆様も日々の活動をチームで行っている方も多いと思いますが、当会では、8月10日(木)に「VEチームを価値創造集団へと 導くファシリテーション」セミナーを開催いたします。チーム活動において、組織的活動に特有の障害を排除し、協働による知的創造の効果・効率を最大限に高めるために、上手く舵取りをする手法を学べます。VEチームのレベルアップを図りたい方にお勧めいたします。お申し込みの締切りは8月3日になります。(https://www.sjve.org/10064)
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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