こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
今年も残すところ2週間ほどとなりましたが、1年が経つのは速いです。1週間なんて瞬間のように過ぎ去ってしまう気がします。
さて、前回のブログ№42で、ヨガ仲間6人の旅で仙台に行った際、チケットを忘れたメンバーに切符を買い直して渡した幹事さんが「私のチケットがない!」と言い出し、探している時間がないので、また切符を買って全員が全速力で発車直前の新幹線に飛び乗ったというお話をしました。
幹事さんのチケットは何処?実は、最初にチケットを忘れたメンバーは、東京に向う電車内で忘れた事に気づき、東京に住む幹事に『どの新幹線に乗ればいいの?』と電話をかけたのです。電話を受けた幹事は、ちょうど家を出ようとしていた所で、確かめるために自分のチケットをバッグから取り出し、急いでいたのでそのまま玄関に忘れてきた、とこういういきさつでした。
後日、この話を回りの人にしてみた所、『そんなにボケていて大丈夫なの?』とか、『もう、旅行は無理なんじゃない?』と呆れられました。ただ、メンバーの一人が、他のヨガ仲間から『何年も仲良く続いているのはなぜ?』と聞かれて、『全員がドジな所~、でも、誰もそれを責めない所~』と答えたそうですが、当っています。責めないのは、寛容というより「明日は我が身」だからです。
お陰様でその後は、松島に行ったり山寺に登ったり(石段が結構きつかったですが、新幹線に乗るために駆け上がった階段よりは精神的にも楽だった気がします)と無事に楽しく旅をしてきました。命に別条がないハプニングなら、付加価値のように旅の魅力をアップさせてくれるように思います。さらに、お仕事ではなく旅なので、一緒に行く仲間は少しドジな方が思いがけない事が起きて楽しいものかもしれません(自分も含めて実証済み)。
かくいう私も幹事をしましたが、伊豆や岡山を旅先に選びました。伊豆は今までに何回も主人と行っているので、皆を案内しやすいと思い、伊豆高原のペンションや熱海のホテルに泊まりました。
逆にまだ行った事がないからという理由で、4年前の晩秋に選んだのが岡山の吉備路でしたが、初めての土地ゆえのハプニングもありました。吉備津神社に着いたら、お店で食事すればちょっと荷物を預かってもらえるかもと甘く考えていた所、あてにしていたお店がたまたま休業で、他にはお店もコインロッカーも何もなく、慌ててさっき降りたばかりのタクシーを急いで呼びとめて待っていてもらう事にしました。お店も電車の本数もたくさんある普段の暮らしと同じように考えていてはダメなのだと痛感しました。
さらに、岡山に行く直前に、たまたま、岡山在住の当会会員の方が介護施設に入られたというお知らせをご家族から頂きました。大変お世話になった方ですし、ちょうど岡山に行く事でもあり、この機会にお会いしたいと思い、ご家族と施設の方に、『伺っても、ご迷惑ではないですか?』と確認してみました。その施設が後楽園から車で5分程という事も分り、メンバー達にも事情を話して『ちょっと行ってきていい?』と我儘を許してもらい、皆が後楽園を散策している間に一人でその施設へ行ってみました。その方は、もう96歳とご高齢で、親類の方でさえもたまに分らなくなる事があるとご家族から伺っていました。
果して20数年ぶりに会う私の事を覚えていてくださったかどうかは次回にさせていただきます。
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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