こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
リオパラリンピックも閉会しましたね。ちょっとした言葉に影響されてしまう私など及びもつかない精神力の強さを持たれた選手達の活躍は素晴らしいと思います。「チャレンジしよう!」という気持ちだけでも見習わなければと思いますし、VEもまずは「チャレンジ精神」が大事かと思います。
さて、前回までのブログで、私が小学校や中学校でいろいろな競技の選手になることはなっても本番に弱いというお話をしましたが、小、中、ときて、高校でもやはり同様な経験をしました。私の高校の体育の授業では「器械体操」もあり、平均台や段違い平行棒、跳馬なども習いました。特に、跳馬や平行棒は自分で言うのもなんですが、フォームが綺麗だったらしく、体育の先生に「お手本としてやってみて!」とよく指名されていました。ただ、残念な事に、なぜか実技テストの段になると緊張してしまうのか、その時に限ってあまりうまくできないのが常でした。
さらに、体育では女子だけですが、「創作ダンス」の授業もありました。同学年11クラスの各クラスから確か3チームずつ、30チームあまりが自分達で音楽を選び、振付けを考え、簡単な衣装等も作って、練習を重ね、発表日にそれぞれのダンスを披露しました。私のチームの曲はミッション系の学校らしく(?)「ジーザス・クライスト・スーパースター」でした。
全チームの中から特に優秀な3チームを選び、そのダンス映像を後輩達の授業の教材として活用したいという先生のご要望があり、私のチームは光栄な事にその3チームの一つに選ばれました。ビデオ撮影の当日には、体育館にカメラが準備され、3チームがそれぞれのダンスを踊りました。
実は、私のチームのダンスの撮影の際、皆がしゃがんでいる場面で、(練習の時はうまくできていたのですが本番では)私だけがワンテンポ早く立ちあがってしまったのです。ビデオでは、立ちあがった私が「あれっ?」と驚いて左右を見渡し、慌ててすぐにしゃがみ直した様子がばっちりと写されていました。
まあ、これはメンタルの弱さというより、ただのおっちょこちょいなのですが、当時は本当に恥ずかしかったですし、一所懸命に練習していたチームの皆にも悪い事をしてしまったと思います。仮定の話ですが、もし、私がオリンピックのシンクロナイズドスイミングのメンバーで、一人だけ変な動きをしてしまったら、「ごめんなさい」では済まされないでしょうし、考えるだけでも恐ろしいです。まあ、想像のお話ですから、正真正銘の取り越し苦労ですが…。
ビデオは時間と予算の関係か撮り直しはされませんでしたので、そのまま教材となったようです。その後、数年か数十年の間かは分りませんが、あの場面の度に後輩達の失笑をかっていた事でしょう。はぁ。
私は子供の頃に運動を制限された反動もあったせいか、振り返ってみるとスポーツ自体は好きだったものの基礎体力や精神力の弱さからか本番では結果を出せず、あまり楽しめてはいなかったようです。社会人になってもやはり何かと打たれ弱く、体調を崩しやすかったので、心身をもっとタフにする必要性を感じて、あるスポーツを始める事にしました。何を始めたかは次回にお話しさせていただきます。
さて、体力も基礎体力が大事ですが、「思考の基礎」というものも大切だと思います。
当会のVM実践塾ビジネススキルコースでは、10月13日に「思考の基礎を体系的に学ぶ 考えるスキルの基本」講座(https://www.sjve.org/8324)を開講いたします。テクニック以前の「思考の基礎力」を身につけたい方にお勧めです。
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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