こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
今日、9月9日は「重陽の節句」です。多くの節句と同様に中国から伝わってきたものだそうです。
中国の陰陽思想には、全てのものは「陰」と「陽」で成り立っているという考えがあり、数字の奇数は「陽」を表し「九」という数字は陽の気が極まった数字と考えられ、9月9日は「陽」が「重」なった日なので「重陽」となったそうです。また、重陽の節句は「菊の節句」ともいわれ、中国では、邪気を払い長寿の効能があると考えられていた菊を用いて「重陽の節句」を祝っていたそうです。
日本でも菊を飾った宴が開かれ、菊を愛でたり、お酒に菊の花びらを乗せた「菊花酒」を楽しんだりしていたとか。3月3日の「桃の節句」や5月5日の「端午の節句」、7月7日の「七夕の節句」などに比べてポピュラーではないようですが、派手さはないけれど、しっとりとした大人の節句という感じがします。
さて、前回のブログでのギリシャの競技場を走った事があるというお話の続きですが、実は2004年のアテネオリンピックで代表選手として…というのならかっこいいのですが、アテネオリンピックから遡る事3年、今から15年前にギリシャを訪れた際に走ったのです。競技場のトラックを1周したのですが、「ここを古代ローマ人も走ったのかあ」と思いを馳せながら走るのは感慨深くもロマンチックで楽しい幸せな一時でした。
この旅行では、他にもイタリア、インド、タイを2週間かけて巡ったのですが、スケジュールこそタイトだったものの、本当に楽しく、またいろいろな事を考えさせられた旅でした。これはまた別の機会にお話しさせていただきたいと思いますが、当会でもアジアVE大会に合せた海外VE研修ツアーを11月27日~12月3日に予定しております。
9月23日までのお申込みには早割価格もございますので、詳細につきましてはこちらをご覧ください。
海外VE研修ツアー:https://www.sjve.org/7803
秋と言えば秋晴れというように天候もよく、スポーツを楽しむのにいい季節ですが、私は小学校の頃、体も弱かったため体育の授業はほとんど見学という状態でした。ただ、成績をつけるために行われた各競技の実技テストの時は受けざるを得ず参加しました。すると、背が高かったせいもあるのですが、そういった記録だけは良く、前回のブログで触れた「走り幅飛び」もそのせいで学校代表になりました。が、元々の基礎体力も根性もない上にプレッシャーに弱く、本番の大会では既にお話ししたように無残な結果でした。
同様な事は中学校の運動会でも起きました。走り幅飛び同様、記録が良かったせいで、1000m走の選手になった時のことです。
出場直前に緊張しながらも一人でストレッチをしていた所、当時の担任の先生(女性の数学の先生でさっぱりとされていて私は好きでしたが、あまり冗談は言われない真面目な先生でした)が、遠くからスタスタと私の所まで歩み寄られ、一言だけ言葉をかけてくださいました。
さあ、その先生の一言ってどういうものだったと思われますか?
賭けてもいいですが、当てられる方はまずいらっしゃらないと思います。外見上の事なので、私を知らない方には当てようがないのですが、それにより私のメンタルはボロボロになり、体育の授業で出したタイムは(おそらく)校内で一番だったように思うのですが、本番では(その言葉のせいだけではないとは思いますが)ここでも惨敗でした。オリンピック選手もそうだと思いますが、技術や体力のみならず精神力のタフさが大事なのだと心底思います。先生の一言が何だったのかは次回にさせていただきます。
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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