■ 開催日:2016年11月17日(木)~18日(金)
■ 会 場:上海市闵行区江凯路199号1号楼915室
■ 講 師:何 晓磊(上海VE普及推進委員会 副委員長 VES)
■ 主 催:上海VE普及推進委員会
■参加費:(教材費、2日間の昼食代が含まれます) 4999元/人
今後も「VEセミナー」を定期的に開催する予定です。
本セミナーの特徴
今は、ライン生産におけるブルーカラーの生産効率を考える時代ではなく、大幅な利益を創出するホワイトカラーに重点を置くべきである。各企業もホワイトカラーの生産性向上は企業の重要ポイントであることを認識しているが、ホワイトカラーの生産性には、不可視性と不可評価性があることから、各企業は如何にしてホワイトカラーの生産性を向上させるかを苦慮している。能力の差はあるとはいえ、一番大事なのは、ホワイトカラーの生産性は個人の能力より業務プロセスの合理性である。まず、ここでプロセスについて簡単に紹介と、大きく言えば、研究開発体系、生産体系、プロジェクトのプロセスなどである。小さく言えば毎日の仕事の段取りになる。すべてのプロジェクトや業務は、一つ一つのステップで構成され、これらのステップをまとめればプロセスになる。ホワイトカラーの業務効率の差は、ほとんど各自のプロセスの差異で形成されるため、プロセスを合理的に設計できるホワイトカラーは倍以上の効率で仕事をクリアできる。それができないホワイトカラーは逆に倍以下の効率になる。そこで、できる者は会社から表彰されることもあるが、できないホワイトカラーはどんなに努力しても、上司から認められない。実の原因は自分のプロセス設計にあり、合理性を欠くプロセスでは、“無駄な仕事”が多くされることになる。
本講義はプロセスへの理解及び如何にして合理的なプロセスを作るかを説明する。多くの良い事例と悪い事例を上げ、少しずつ実践演習を重ねながら、“ステップ”から“機能”までの思考転換を行うことで、受講者の生産効率をアップさせ、如何にして“無駄”が除けることを理解する。同時に、“機能”を通して、に思考の三大障害を打破することで、自分で自分に合うプロセスを設計できるようにする。最後は実践演習で、日常の仕事上のシーン(事例)に対して、複雑を簡単にする、非効率から効率までの演習を行う。
1.講義理念:簡単、有効、実施可能
a)簡単:大量な事例を読み、討論、振り返り。
b)有効:最適な実践と方法論、ツール、治具を提供する
c)実施可能:製品開発ツールを提供し、皆さんが実践、PK、評価
2.背景:50年あまりの製品製作経験、数年の事例バンクとツール累積
3.講師:学習体験と効果に注力し、実績:華為、日立建機、オムロン、常石造船、コニカミノルタ、藤田建設、三菱電機、三菱重工フォーク・リフト、岡熱機械などの大手企業の支援経験あり。
啓発式学習:大量な業界優秀事例、反面事例で思考を啓発する;皆さんと協同で解決方法を探し、普通の講義方式ではなく、探索の楽しさを体験できる。
行動式学習:Workshop形式で、受講者が実践演習を行う。ツール方法を提供する。
得られるスキル
1.思考意識を変え、機能で物事を思考することにより、思考の三大障害を打破する。思惟の活躍さをアップさせる。
2.プロセス管理のコア技術を把握し、自分でプロセスを設計、訂正と修正できる。
3.学べる手法:問題点系統図、業務フローの製作、機能定義、機能系統図の製作、マンジ法、実際価値、標準法、WSA法、Design Thinking、KJ法、投票法、具体化構造図、実行時期分析法、リスク分析
4.実践演習:チームで演習、実践PK、業界最高の実践と方法論、ツール、モデルを提供する。
受講をおすすめする方
1.能力をアップしたいプロジェクト・マネジャー
2.必要工具;プロセス管理の“広義的製品マネジャ、人事、技術、設計、市場運営、アフターサービスに携わる方
3.IT業界で、ソフト開発、交付、工期を短縮希望、IPDプロセスを短縮(端から端まで)に携わる方
4.整合プロセスを通して、企業管理視野に関する人財を開拓する方
講義レジメ
テーマ | 内容 |
基礎講座意識の振り返り | 1. 三大管理技術を紹介(IE、QC、VE)2. 源管理の重要性3. 価値定義4. 価値を上げる四つ方法
5. 機能は何 6. 思考阻止の三大障害 7. VEとDesign Thinking 8. 如何に三大障害を打破する 9. 実施ステップを紹介 10. 事例紹介 |
実践手順 ①情報収集とアンケート | 11. 対照の情報収集解決すべき課題と現状を理解する利害関係者の希望と期待を理解する 12. 対照範囲の設定①アンケート法(どこが問題か) |
実践手順 ②プロセスとプロセス図の製作 | 13. 対照範囲の設定②業務プロセス図の概要を説明する業実プロセス図製作(全体プロセスと問題の範囲を明確する)問題点系統図(問題の本質を追及する) |
実践手順 ③“あり”から“なし” | 14. 機能定義業務プロセスの機能定義機能系統図(またFAST) 15. 機能評価マンジ法、実際価値標準法、WSA法 |
実践手順 ④“なし”から“あり” | 16. アイディア創造発散技法、収束技法、総合技法、態度技法17. 概略評価概略評価(アイディアの価値を検討する)アイディア系統図(アイディアを修正する)投票法(皆が認めるアイディアを探す)
18. 具体化 GO-Stop法、優欠点分析 19. 詳細評価 具体化構造図(必要実現機能を確認する) 問題点系統図(必要な問題を解決できるかどうか) 実行時期分類法(如何に実現するかを考える) リスク分析(実施によるリスクの回避を考える) |
実践手順 ⑤実施とフォロー | 20.発表会 21.製作実施表(時間と実施者) 22.適時のフォロー |
◆参加のお申し込みは、下記のフォームからお願いいたします。ご不明点な点は、以下のメールアドレスへお願いいたします。
上海VE普及推進委員会 事務局
徐曼(ジョマン) xuman@tai-ze.com
上海VE普及推進委員会概要
上海VE普及推進委員会は、2014年11月に上海で設立され、2015年1月に日本VE協会と「VE普及事業提携合意書」に調印し、日本VE協会の中華圏内唯一のオフィシャル提携団体となりました。同委員会は、VE普及委員会とVEL実施委員会で構成されています。
VE普及委員会は、中国における“日本流”VEの普及促進と人材育成活動を行い、VEL実施委員会は、日本VE協会からVEL(VEリーダー)資格認定制度を導入し、中国で定期的に「VE基礎セミナー」と「VEL認定試験」を実施いたします。
委員会メンバー
沈瑶(上海大学)、何国成(上海泰澤コンサルティング)、澤口学(早稲田大学 CVS)、赤城弘一(三菱日立パワーシステムズ株式会社 CVS)、叶明确(上海大学)、周斌(上海泰澤コンサルティング)、潘峰(広州ホンダ)、何晓磊(上海泰澤コンサルティング VEL)