表紙のことば
右側の写真は、鹿島建設株式会社本社ビルです。
赤坂見附の青山通り沿いに2007年に完成しました。働く人に快適な知的省エネルギーを実現する新しいオフィスのモデルを目指しました。
左上の写真は、緑あふれる鹿島KIビルアトリウムです。
足元を流れる小川を模した水のせせらぎは、リラックス効果の他にも、重要な会話、個人情報を含む会話が第三者に聞かれないためのマスキングの機能もあります。
当社では「彫刻・建築・空間」をテーマとした「KAJIMA彫刻コンクール」を隔年で実施しています。本コンクールは若手彫刻家の登竜門になっており、毎回国内外から多数の応募があります。
受賞作品はKIビルアトリウムに展示しています。
左下の写真は、「KAJIMAたんぽぽ活動」のロゴマークです。この活動は、女性の目線を現場に生かす活動であり、現場における女性技術者・技能者が働きやすい環境をつくることで、すべての人にとって快適で魅力のある職場環境の創出を目指すものです。
中央下の写真は、世界初、地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置「HiDAX‐R【Revolution】」です。振動エネルギー回生システムVERSを搭載した新世代制震オイルダンパーで、自動車のブレーキ制御などで用いられているエネルギー回生システムの原理を初めて建物に応用したものです。一般的な制震構造
と比較して揺れ幅を半減、揺れが収まるまでの時間を劇的に短縮することが可能です。
( 鹿島建設株式会社 建築管理本部 VE推進チーム 足立忠郎 CVS)
(同社の訪問記事は、本号P.17から掲載されています)
資料
これまでのVE誌
- 【バリュー・エンジニアリング】2024年11月号(No.327)
- 【バリュー・エンジニアリング】2024年8月号(No.326)
- 【バリュー・エンジニアリング】2024年5月号(No.325)
- 【バリュー・エンジニアリング】2024年2月号(No.324)
- 【バリュー・エンジニアリング】2023年11月号(No.323)
- 【バリュー・エンジニアリング】2023年8月号(No.322)
- あなたの自慢の一枚で「バリュー・エンジニアリング」の表紙を飾りませんか?
- 【バリュー・エンジニアリング】2023年5月号(No.321)
- 【バリュー・エンジニアリング】2023年2月号(No.320)
- 【バリュー・エンジニアリング】2022年11月号(No.319)