開催日
2016年10月25日(火) 〜 2016年10月26日(水)
参加のお勧め
皆さんは“VEサイコウ”と聞いてどのような言葉をイメージされるでしょうか。
再び盛んにするという「再興」、考えなおす意味の「再考」、さらには「最高」を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
今年の全国大会は“VEサイコウ”をテーマに掲げ、『以前は活発だったが、最近は下火になっている』という企業にはVE再起動のノウハウを、『VEの導入・展開方法や位置づけで悩んでいる』という方には「VEとは何か」について示唆が得られる場にしたいと思っております。
大会テーマにマッチした講演をはじめ、事例・論文発表を通じた意見交換など、自社の活動に応用・展開できるヒントやノウハウを満載して皆様のご参加をお待ちしています。
大会実行委員長 赤城 弘一 CVS
三菱日立パワーシステムズ株式会社
タービン技術本部 タービングローバル製造総括部 高砂生産設計部長
兼 サービス本部 高砂サービス部 主席技師
開催概要
●会 期 10月25日(火)~26日(水) 2日間
●会 場 アルカディア市ヶ谷[東京都千代田区九段北]
●参加者層 VEの推進・実践活動に携わるマネージャーおよび実務担当者、コンサルタント、教育関係者など
●後 援 日本建設業連合会 日本インダストリアル・エンジニアリング協会 日本TRIZ協会
●後 援 日本創造学会 上海VE協会
予定プログラム ※各プログラムの詳細は【プログラムガイド】をご参照ください
10月25日(火)
●開会式/表彰式 ●VE活動優秀賞 受賞報告 ●講演
●VE再考スペシャル対談 「VEとは何だ」 ●ネットワーキング・パーティー
10月26日(水)
●VE論文発表 ●VE事例発表 ●VE海外発表 ●特別報告 ●講演
●VE体験ワークショップ【機能分析編】 ●VE体験ワークショップ【アイデア発想編】
●建設VEフォーラム 「i-Construction戦略にVEは貢献できるか」
●VE再興フォーラム 「どうする VEの再起動」
●VE&ESDフォーラム 「VEの教育部門への展開」
10月26日(水)【第2日目】 プログラム変更のお知らせ
10:45~11:15 海外発表② 『防衛施設におけるVEプログラム管理と海外展開』
Mark Nedzbala氏
アメリカ・米国陸軍工兵隊
発表者の都合により、キャンセルとなりました。
楽しみにされていた皆様には、申し訳ございません。
なお、同発表のプレゼンテーション資料は、論文集USBの中に収録されております。
講演ラインナップ
基調講演 『低収益性から脱するモノづくりイノベーション』
三菱重工業株式会社 特別顧問
日本機械学会フェロー 米国機械学会フェロー 清華大学客員教授
オックスフォード大学セントアンズカレッジ名誉フェロー
工学博士 青木 素直 氏
【略歴】1972年3月、九州大学大学院工学研究科応用力学専攻修士課程修了。同年4月、三菱重工業に入社し、高砂研究所にて発電用ガスタービンの熱流体設計手法の研究開発、数値流体計算コードや設計支援システムの開発、新型発電用ガスタービンの設計などに携わる。発電用ガスタービンおよびジェットエンジンの技術開発リーダーを務めた後、高砂研究所長としてターボ機械全般、原子力熱流動問題、ロボット、ジェットエンジンほかの技術経営に従事。取締役常務執行役員を経て、2009年4月、取締役副社長執行役員に就任。常務・副社長時代の6年間は、技術本部長として三菱重工全体の技術経営を推進。併せて全社プロジェクト「ものづくり革新」活動のリーダーを務める。三菱総合研究所副理事長、顧問を経て現在に至る。 |
特別講演 『ドローン活用元年 ~産業化に向けた課題と今後の展望~』
一般社団法人日本UAS産業振興協議会 理事長
東京大学大学院 教授
工学博士 鈴木 真二 氏
【略歴】1953年岐阜県生まれ。1979年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。豊田中央研究所を経て、現在、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授。工学博士。専門は航空工学。 日本航空宇宙学会会長(第43期)。国際航空科学連盟(ICAS)理事、NHK教育テレビコメンテータ(2004~2011年)、日本折り紙ヒコーキ博物館名誉館長などを歴任。2014年より日本UAS産業振興協議会の理事長を務める。著書に『飛行機物語』(筑摩書房)、『現代航空論』(編集、東京大学出版会)、『落ちない飛行機への挑戦』(化学同人社)などがある。 |
特別講演 『危機を乗り越える夢と戦略 ~発想の転換によるローカル線の再生~』
いすみ鉄道株式会社 代表取締役社長
鳥塚 亮 氏
【略歴】1960年 東京都生まれ 。子供のころから乗り物好き。新幹線の運転士になるのが夢だったが、国鉄赤字による採用中止で断念。大学在学中から航空機の操縦訓練を受け資格取得。ところ が航空不況で操縦士としての採用もなく、学習塾講師を務める。27歳の時に大韓航空入社。成田空港勤務。30歳でブリティッシュエアウエイズ(英国航空) 入社。同社に勤務しながら、副業として鉄道前面展望ビデオの販売を開始。「パシナ倶楽部」と冠されたビデオ、DVDはシリーズ総計で500本を超える。 英国航空日本支社の旅客運航部長だった2009年、いすみ鉄道の社長公募に応募して採用。社長としてムーミン列車の運行、物販の拡充、訓練費用自己負担の運転士募集などの営業努力で収支を改善し、いすみ鉄道の存続に筋道をつけた。『ローカル線で地域を元気にする方法―いすみ鉄道公募社長の昭和流ビジネス論』(晶文社)などの著書がある。趣味はスーパーマーケットめぐりとドライブ、線路歩き。 |
特別コンテンツ
「VE再考」スペシャル対談 『VEとは何だ ~VEの本質を考える~』
「VEを知る経営者」によるスペシャル対談がついに実現!
「VEとは何か」という本質的な部分について掘り下げを行うとともに、経営者からみたVEへの期待、これからVEはどこに向かうべきかについて熱く語っていただきます。VE界の重鎮がいま伝えたいこととは・・・。
日立建機株式会社 名誉相談役
公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会 相談役(前会長)
瀬口 龍一 氏
【略歴】1933年生まれ。1956年東京大学法学部卒業後、日立製作所に入社。1970年日立建機発足に伴い異動し、取締役、常務、専務、副社長を経て1997年代表取締役社長に就任。取締役会長兼代表執行役、相談役を経て現在は名誉相談役。元・建設機械工業会会長。2010年6月、日本バリュー・エンジニアリング協会の第4代会長に就任(現在は相談役)。著書に「バリュー・アナリシス入門」(日本能率協会)がある。 |
イオンディライトアカデミー株式会社 代表取締役社長
西垣 晃志 氏 CVS
【略歴】1976年京都大学工学部卒業後、三菱重工業に入社。1991年産業能率大学総合研究所に入職し、経営コンサルティング業務に従事。2007年イオンディライトに入社、イノベーション部長、マーケティング部長、取締役業務設計本部長、取締役イノベーション本部長などを経て、2011年イオンディライトアカデミー代表取締役社長に就任。2012年より日本バリュー・エンジニアリング協会の理事を務める。 |
建設VEフォーラム 『 i-Construction 戦略にVEは貢献できるか』
国土交通省は今年を「生産性革命元年」と位置づけ、調査・測量から設計、施工、検査、維持管理までのあらゆる建設プロセスの生産性向上をはかる “i-Construction” を重要施策の一つとして推進しています。公共機関やゼネコン関係者、建設ICTに取り組んでいる建設機械メーカーの方々をパネリストにお迎えし、「建設現場の生産性革命」にVEが貢献するための道筋を考えていきます。
【パネリスト】
国土交通省関東地方整備局 企画部技術管理課 建設専門官 鳥澤 秀夫 氏
株式会社フジタ 建設本部VE推進部 エグゼクティブコンサルタント 松田 節夫 氏 CVS
日立建機株式会社 開発支援センタ長 宮田 徹 氏 VES
【モデレーター】
パシフィックコンサルタンツ株式会社 VEセンター長 木守 岳広 氏 CVS
VE再興フォーラム 『どうする VEの再起動 ― VEの停滞要因と活性化のポイント ―』
VEが一度下火になったものの、上層部の理解や担当者の地道な努力によって再起動に成功―――。そのような企業の取り組みを通じ、VEが停滞する要因と活性化のポイントを考えていきます。
なぜVE活動が停滞してしまったのか、なぜ再びVE活動を活性化(再興)することができたのか、各社の推進キーマンが当時を振り返るとともに、VE活動のプロモーターである推進担当者の役割とは何かについて熱く語っていただきます。
【パネリスト】
三菱重工業株式会社 エネルギー・環境ドメイン営業戦略総括部 主幹部員 井上 学 氏 VES
株式会社北川鉄工所 調達本部調達企画課 課長 小畠 誠 氏 VES
三菱電機株式会社 本社生産技術部 三好 達夫 氏 CVS
【モデレーター】
西日本旅客鉄道株式会社 鉄道本部技術開発部 主席 松枝 信一 氏 CVS
VE&ESDフォーラム 『VEの教育部門への展開 』
日本VE協会では、最近話題のESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)やアクティブラーニングの学習効果を高めるには、体系的な思考力やデータ分析力、コミュニケーション力、代替案の構想力といったVE特有のコンピテンシーが有効であると考えています。
本フォーラムでは、VEおよびESDのスペシャリストをお迎えし、国内外で進行中の実践事例の発表やパネル・ディスカッションを通じ、持続可能な開発のための教育にVE思考を活用していくための道筋を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。学校関係者をはじめ、VEの教育研修に携わる方々のご参加をお待ちしております。
【モデレーター】
三菱日立パワーシステムズ株式会社
タービン技術本部 タービングローバル製造総括部 高砂生産設計部長
兼 サービス本部 高砂サービス部 主席技師
赤城 弘一 氏 CVS
・ESDとは?(文部科学省内 日本ユネスコ国内委員会)
VE体験ワークシッョプ 【機能分析編】【アイデア発想編】
『VEの本は読んだことがあるが、やり方はよくわからない』『VEリーダーの資格を取得したが、実践する機会がない』という方々に向けた双方向プログラムです。
午前中の【機能分析編】では、VE活動で特に重要とされる情報収集から機能定義のカンコツ、機能を「目的-手段」の関係で整理する方法を、午後の【アイデア発想編】では、多くのアイデアを発想するノウハウやアイデアを組み合わせて最終案にまとめるプロセスを学んでいただきます。
VEの初心者だけでなく、社内講師のご参加も大歓迎です。事前予約不要・入退場自由ですので、お気軽にお立ち寄りください。
【講 師】
三菱日立パワーシステムズ株式会社
タービン技術本部 タービングローバル製造総括部 高砂生産設計部長
兼 サービス本部 高砂サービス部 主席技師
赤城 弘一 氏 CVS
特別報告 『アジア市場で活躍できるコンサルタントの条件とは』
ますます成長を続けるアジア市場。特にASEAN諸国においては、そのポテンシャルに世界中の注目が集まっています。製造業の現地進出や政府系インフラ整備プロジェクトの増大にともない、コンサルビジネスもまさに「沸騰中」といっても過言ではありません。今回は、アジア市場におけるコンサルビジネスの現状をはじめ、どのようなニーズがあるのか、それに対応するために必要なスキルやビジネス上の留意点などを日本語を交えて紹介します。『コンサルタントはアジアを目指せ!』
【ゲストスピーカー】
アメリカ nwis.net社 執行役員 Craig Squires 氏 CVS
参加申し込み
申し込み受付は終了しました。
公式パンフレット〔詳細プログラム〕のダウンロード
宿泊情報
外国人旅行者の急増にともない、都内のシティホテルやビジネスホテルは予約がとりにくくなっています。大会直前になりますと、近隣の宿泊施設はほとんど満室になっていることが予想されますので、早めのご予約をお勧めいたします。
大会スポンサー
大会の趣旨にご賛同いただき、下記の企業から格別のご支援を賜りました。ここに記して厚くお礼申し上げます。
前回大会フォトギャラリー
更新履歴
7月19日 大会公式サイトを開設しました
7月21日 宿泊情報を追加しました
7月25日 大会スポンサーを追加しました
7月29日 特別コンテンツに建設VEフォーラムを追加しました
8月19日 特別コンテンツにVE再興フォーラムを追加しました
8月19日 特別コンテンツにVE&ESDフォーラムを追加しました
8月19日 特別コンテンツにVE体験ワークシッョプを追加しました
8月22日 申し込みページを開設しました
9月 2日 公式パンフレットのダウンロードを開始しました
9月16日 建設VEフォーラムのパネリストをアップしました
9月16日 VE再興フォーラムのパネリストをアップしました
9月16日 特別コンテンツに「アジア市場で活躍できるコンサルタントの条件とは」を追加しました
10月 3日 プログラムガイドのダウンロードを開始しました
10月18日 10月26日(水)【第2日目】 プログラム変更のお知らせ を追加しました
参加費
≪10月12日以降にお申込の通常価格≫
2日参加 | 1日参加 | ネットワーキング・パーティー | |
一般 | 46,400円 | 27,000円 | 7,560円 |
VE有資格者/会員の紹介 | 41,040円 | 23,760円 | 7,560円 |
協会会員 | 37,800円 | 21,600円 | 7,560円 |
学生 | 10,800円 | 6,480円 | 7,560円 |
会場名
アルカディア市ヶ谷
会場住所
東京都千代田区九段北4−2−25