マナーを守る (4)   (ゆ)  No.22 

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

前回のブログ№21で、「身だしなみ」をテーマにした私の初投稿が新聞に掲載された事を(いずれブログに書こうと思っていた事なのでついでに「ブログも読んでね」と)友人・知人に知らせた所までお話ししました。
掲載新聞は発行部数が世界一だったと聞いた事があるのですが、知らせた人のうち約7割が違う新聞、2割が同じ新聞、1割がとっていないという事が分りました。知らせた人達の約9.5割から、掲載内容に共感したという返信があり、少なくとも『電車での化粧なんて普通じゃね?』みたいな人がいなくて安心しました(将来、お化粧する人が増えれば、そちらが常識になるかもしれませんが…)。

違う新聞の人のほとんどが「写メを送ってね」という中(私でもそうします)、たまたま、掲載日に知らせた友人が要介護のご家族を抱えているのに新聞を買いに走ってくれたり、同じ新聞をとっている友人に頼んでくれたりしたという事を聞いて、申し訳なく思うと同時に感激してしまいました。
同じ新聞の人でも『記事を切り抜いて宝物にするね!』と、私にとってはそれこそ宝物のような言葉をかけてくれたりと、ほとんどの方から温かいご感想を頂き、嬉しくて涙ぐんでしまいました。

さらに、このブログ№15「旧交を温める」でご紹介した中学時代の友人が、私の投稿記事やブログの抜粋、他の仲間の近況や写真などを編集した小冊子を、超忙しい中、皆に郵送してくれました。このプチ同窓会が40年以上続くのも一重に彼のマメさのお陰なのですが、感謝の気持ちを新たにしました。
そして、この投稿とブログを契機にブログ№5でご紹介した福島の「感がえる知ろう館」の友人の所へ有志で旅行しようという話にもなり、一つの発信が色々と影響するものだという事を実感しました。

また、一方で、VEを知らなかった友人・知人にも、このブログや当会のHPで少しだけ知ってもらえたようです。
中でも、やはり№15でご紹介したピアノを弾く心臓外科医の友人は、『効率良く優れたもの生み出すのがVEみたいだけど、ソフトにも応用できるよね。例えば、僕がやっているラップ療法も(傷口を水で洗い流しラップで覆うことで早く綺麗に治すという湿潤療法の事で、彼は本も出版しています)一つのVEだよね』というメールを送ってくれ、一を聞いて十を知るなんてさすが!と改めて感心してしまいまいした。

この投稿掲載の後、たまたま『嬉しい事があった時、誰かに知らせてみるとその人との絆の深さが分る』というある記事を目にして、なるほどと思いました。シェアする事で、嬉しい事は倍増し、悲しい事は薄らぐ気がします。今回の件で、嬉しい出来事を我が事のように喜ぶ事が相手を幸せな気持ちにするという事を今さらながらですが体感しましたので、自分も心がけようと思いました。

VEもそうですが何事も相手の立場に立って、その相手が心地よく感じられるようにする事がマナーだと思いますし、少なくとも、何かをされてイヤだった事を人にはしないようにする事も「マナーを守る事」につながるのでは?と思いました。
ただ、そういう私が『マナーが悪いわね!』と電車の中で怒られたお話を次回にしたいと思います。

では、よい週末をお過ごしくださいませ。  (ゆ)

 

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