2016年5月 CVS合格体験記

会社名・資格名

三菱電機株式会社 CVSに合格

氏名

神田雅生

合格という一報を受け取り、嬉しさとともに、この資格の重みを改めて感じております。

今後、取得を目指される方の参考になればと思い、本稿を執筆します。

1.試験勉強

まずは、「新・VEの基本」、「VE用語の手引き」を読み込み、各項目の内容や用語の意味を理解していきました。これは図面でいうと点であり、次にそれぞれを繋いで形を作っていく、つまり、それぞれを関係付け繋いで線となるようにまとめました。

しかし、図面でいえば形ができただけであり、それぞれ要求機能を元に必要な寸法・精度が決められているのと同様に、相互関係と、それぞれが果す機能を理解していきました。この時点で、視野が開けたように感じました。さらに並行して、VE協会の各種資料を取り寄せ、VE管理を中心に周辺知識についても学んでいきました。

最後に行ったのは、得られた内容と業務の結び付けです。今の業務に不足している機能の抽出を行っていき、業務の改善も合わせて行っていきました。このことで、大論文では、実体験を踏まえた自らの言葉として書くことができました。

2.試験に際して

時間との闘いですので、題意を把握し持っている知識を組み立ててから、箇条書き、表を用い効率よく記載することを心がけました。こうして、少し時間に余裕を作り、乱筆、誤字・脱字、計算問題の間違いを修正することができました。

蛇足ですが、書きやすさ、消しやすさなど筆記用具にもこだわり、自らに合うものを調達しました。

3.終りに

取得を意識して4年、論文に苦しみ、何度も知識の無さに挫折しかけましたが、取得できたのは、一緒に勉強した仲間や、ご指導いただいた諸先輩方の叱咤激励のおかげと心より感謝いたします。

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