会社名・資格名
三菱重工業株式会社 VESに合格
氏名
茶園 聡
私は今から7年程前から当社製品のコストダウン活動に携わっており、5年前にWSSに参加したことがきっかけでVEと出会いました。その時は、VE基本原則の一つである「機能本位」の考え方について「なるほど」と思いながらも、資格取得を目指すまでには至りませんでした。
しかし、その後、この時に学んだ「機能本位」の考え方はVEに限らず、研究開発業務や日常業務も含め全てに当てはまる重要な考え方であると思うようになり、「資格取得にチャレンジしておけば良かったな。」と思うことがありました。そんな中、昨年、WSSに参加させていただく機会がありまして、これも何かの縁かと思い、「VESを受けてみよう。」と資格取得を目指すことにしました。
受験にあたっては、まず、社内の有資格者の薦めで「VEブラッシュアップ講座」を受講しました。次に、VELを持っていませんでしたので、ポイントがうまくまとめられている「VEブラッシュアップ講座」の講義資料、「VEリーダー認定試験問題集」、「VE用語の手引き」をベースに本質の理解と暗記を行ってVELを受験しました。最後に、VESに向けて上記資料に「新・VEの基本」も組み合わせて、VE実施手順や用語について、暗記するだけではなく「自分なりの表現」ができるまで(何も見ずに筆記できるようになるまで)理解を深めるよう勉強しました。結果的にVELとVESの資格取得に向け短期にドタバタで勉強することになりましたが、どうにか合格できました。(ポイントとしては最後のVESに向けての「自分なりの表現」ができるまで努力したことが功を奏したように考えています。)
皆さんおっしゃっていますが、VES資格合格はゴールではありません。実践してこそだと思いますので、今後の実務に活用して結果を出せるよう、これからも頑張りたいと思います。