2013年12月 VES合格体験記

会社名・資格名

株式会社日立システムズ VESに合格

氏名

増田照美

私は全社のVE活動推進を担っています。会社として23年続いている活動の中で、V=F/Cのコスト削減に対する取り組みは、これまでいろいろな施策がとられてきました。近年、機能の向上による価値向上に着目していくことが特に重要となってきていることを踏まえ、その手法をもっと理解しようと考えたため、VESの受験に挑みました。数年前に一度受験し失敗しましたので、今回は「何のために」VESを取得するのか、目的を明確にし、VE手順に則り計画を立て進めました。
まずは、3月から9月までの日程計画を立てました。幸か不幸か通勤に片道2時間弱かかるので電車の中での往復時間を活用し、「新・VEの基本」の第1章「VEの概論」、第2章「WSSの概要」、第3章「VE実施の手順」で「提案」を含めた各詳細11ステップ、第4章「VE管理」を各々2週間単位で割り振り、記憶との戦いに挑みました。特に、第3章は次の詳細ステップに入る時におさらいを兼ねてその前までのステップで覚えたことを反復し、かつ、相互のステップ間の繋がりを理解するようにしました。まさに記憶との戦い、執念です。
また、VE協会の「バリュー・マネジメント実践塾」のコースに参加し、どのようなところがVES受験のポイントになるのかということを参考にさせていただきました。最後には、「VEブラッシュアップ講座」で、その時点での最終的な自分の理解度の確認をし、受験1か月前には、不足している部分の補修を中心に取り組みました。
VES取得後も、お客様視点でのV=F/Cの機能「F」の向上を目指した価値「V」の向上に繋がる案件の模索を通じて、更なるVE活動の活性化を図っていきたいと考えています。

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