会社名・資格名
三菱電機エンジニアリング株式会社 VESに合格
氏名
田淵浩史
私は入社以来、通信機器の構造設計に携わってきました。VES受験の動機は、エンジニアリング会社として自分達が設計した製品コストの妥当性を、お客様にご理解いただくためにVE手法を用いてコストを作り上げることの有効性を実感したことが挙げられます。また、VESの資格を取得する過程でVEに対する知識の向上と理解を深めることを目的に、VES試験にチャレンジすることを決意しました。
受験対策は諸先輩方と同じとなりますが、
①「新・VEの基本」を理解し覚えること
②「VEブラッシュアップ講座」を受講し、記述問題に求められる解答水準の厳しさを認識し、理解度テストを参考に模擬問題を作成し、解答案を覚えるまで繰り返し解いたこと
が役に立ちました。
VES①については実践経験が少ないことを補うために、日本VE協会主催のWSS活用や社内のVE基礎講座の講師を務めることでVEの理解を深め体系立てて整理することで効率的に覚えることができました。
また、記憶力の課題に対しては、
(ア)忘れることは当り前と割り切り最後まで諦めずに取り組み続けること(最後の1週間の復習で大きな成果を挙げられました)
(イ)受験仲間をつくり励ましあうこと
で乗りきることができました。
蛇足となりますが、当日に実力を出し切ることが最後のポイントとなります。そのためには、服装も大切です。冬なので試験会場の温調一つで暑くも寒くもなります。体温調整のしやすい服装をお勧めします。私は途中でセーターを脱ぎ、最後にはシャツの袖をまくり上げて解答を作成しました。
最後に、「経営革新を生み出す活き活きVE」研究会の大先輩からいただいたありがたいお言葉で締めたいと思います。「VES合格の必勝法教えたる。それはな、受かるまで受け続けることやで。」