去る1月15日、全国の公共発注機関によるVE発表会が青森県庁で開催されました。
本会合は、国の機関や地方自治体、独立行政法人などの公共機関で構成される「全国設計VE推進研究会」がVEの効果や必要性を知ってもらうために毎年開催しているもので、9回目となる今回も全国から100名を超える行政関係者が一堂に会し、熱心な研究討議が行われました。
全国の行政関係者が参加 | 講演する木守岳広氏 |
冒頭、永年にわたって公共機関のVE支援に携わっている木守岳広氏(パシフィックコンサルタンツVEセンター長・CVS)が公共事業の機能や価値をわかりやすく解説。多くの人を巻き込んで活動を共有することの必要性を訴えかけました。
続いて行われた事例発表では、青森県、静岡市、愛知県、大分県が取り組みを紹介。推進体制やアプローチ方法について活発な質疑応答が行われました。今年は業務改善の発表が多く、公共分野にもソフトVEが広がりつつあることを感じさせました。