建設業の特性にマッチしたVEの活用方法を探求
西日本支部(東海地区)の建設VE研究会では、“中部発の簡易VE手法”として知られる「2時間VE」の適用拡大や建設業の特性にマッチしたVEのあり方、活用方法などを検討しています。
現在、月一回の定例会合は「オンライン+対面」のハイブリッド形式で開催しており、おひざ元の中部地区だけでなく、関東や関西、九州からも参加があるなど、オンラインのメリットを活かした研究討議を進めています。
リアルとリモートのハイブリッド見学会が実現
コロナ前はメンバー会社の現場見学を定期的に行っていましたが、今回、浜松地区メンバーの協力によっておよそ4年ぶりとなる見学会が実現。須山建設様が担当している三遠道路東栄地区床版工事(発注:国土交通省・中部地方整備局)の現場を見学させていただきました。
工事概要をはじめ、コードレスバイブレーター や 作業支援ロボット を活用した創意工夫活動について説明を受けた後、建設中の工事現場に移動。コンクリート打設や配筋のご苦労などをお伺いしました。
なお、当日はMicrosoft Teamsを介してリモート参加にも対応。カメラの画像が鮮明なので臨場感があり、現場の状況をリアルタイムで把握できると非常に好評でした。
新年度も引き続き、2時間VEの簡便化とさらなるスピードアップ、建設DX(デジタル・トランスフォーメーション)への貢献に取り組んでまいります。建設VE研究会の取り組みにどうぞご期待ください。