VEの祭典「バリュー・カンファレンス2023」が閉幕

開催日

2023年11月1日(水) 〜 2023年11月30日(木)

対面(ライブ)とオンラインのハイブリッド開催

毎年秋の恒例行事となっているVE全国大会は、今回からその名称を『バリュー・カンファレンス』にあらため、ご好評いただいているオンライン配信に4年ぶりとなる対面(ライブ)を組み合わせた「ハイブリッド方式」で開催しました。

『現地での熱気を感じ取りたい』『VE仲間と旧交を温めたい』というご要望にお応えし、東京・豊洲のIHI本社で行われた事前収録を公開。大会テーマを具現化する5つの講演をはじめ、VE活動優秀賞の受賞報告(三菱重工機械システム)、来春開講の「バリュー・デザインアカデミー」の概要のほか、「VE復興」で注目を集めるIHIの機能向上に主眼に置いたVE基礎研修の取り組みも紹介されました。

11月からは、各講演・発表の動画コンテンツをオンデマンドで配信。都合の良い時間に、興味のあるプログラムを何度でも視聴でき、オフィスや自宅、さらには外出先からもアクセスが可能ということで、期間中(11月1日~11月30日)の総アクセス回数はおよそ14,000回、全18プログラム の平均再生回数も昨年の167回を大きく上回る227回を記録しました。

個人でじっくり見るだけでなく、会議室を終日キープして自由に視聴してもらったり、Microsoft TeamsやZOOMの画面共有機能を使って大人数で視聴した企業もあったようで、オンライン開催のメリットや活用方法がかなり浸透してきたことを感じさせました。​​​

     【対面開催】協会顕彰表彰式

    【対面開催】講演プログラムの録画収録

【オンライン開催】視聴画面のサムネイル

【オンライン開催】発表動画の再生画面

 

「ベスト・プレゼンテーション賞」はフジタ廣田氏が獲得

期間中の再生回数ランキングは下記の通りですが、もっとも「いいね!」の数が多かったコンテンツは、VE手法を用いて内部監査の進め方を抜本的に改善し、価値向上を実現した『マネジメントシステムを改善するためのVE手法の適用でした。発表者のフジタ・廣田 修氏には、その栄誉を称えて『ベスト・プレゼンテーション賞』が贈呈されました。

●再生回数ランキング

第1位 マネジメントシステムを改善するためのVE手法の適用[株式会社フジタ  廣田 修氏]

第2位 キーエンス流 「付加価値のつくり方」[株式会カクシン  田尻 望氏]

第3位 パーパスを起点にしたエンパワーメント[株式会社Project MINT  植山智恵氏]

第4位 VEによる設計ノウハウ伝承と意識改革_事例編/解説編[株式会社松永製作所  和田集太氏ほか]

第5位 フジタの建設エンジニアリング/施工DX[株式会社フジタ]

第6位 大混乱時代を生き抜く調達部門の役割[購買ネットワーク会  梅原広行氏]

第7位 VE手法の習得と自社製品への適用[株式会社吉谷機械製作所  中村 敦氏]

第8位 顧客の先の使用者を見据えた製品企画VE[三菱電機エンジニアリング株式会社  松永尚也氏

第8位 AIを活用したVE支援ツール『Smart VE Navi』の開発[富士フイルム株式会社  木戸 孝氏ほか

第10位 VE+αのプロフェッショナルをつくる新世代VEr.養成プラットフォーム バリュー・デザインアカデミー
    [バリュー・デザインアカデミー  芝本秀徳氏]

※各講演・発表の概要はこちら >> https://v2.nex-pro.com/sjve

 

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