ものつくり部会(東日本支部)が「ケミカルリサイクル」をテーマに技術交流会を開催!

新しい活動スタイルにチャレンジ

去る11月25日、東日本支部のものつくり部会(下村盛章主査)では、今年度3回目となる技術交流会をオンラインで開催しました。

同部会では、モノづくりの現場に「行って」、現物を「観て」、原理・原則を「考える」ことを通じ、最適生産・最適調達のあり方を探求してきましたが、コロナ禍で活動方針を転換。『オンラインを前提に新しい活動スタイルにチャレンジ』を合言葉とし、話題のテクノロジーや独自のビジネス展開など、「キラリと光る企業」との技術・情報交流を定期的を行っています。

受入企業にとっては技術アピールやマッチングの場、部会メンバーにとっては新しい技術情報に触れる機会となり、これまで接点が持てなかった地方のモノづくり企業や海外メーカーとのコラボも期待される取り組みです。

ケミカルリサイクルの最前線と今後の可能性

今回、協会メンバーとのオンライン交流を引き受けてくださったのは、『あらゆるものを循環させる』というビジョンを掲げ、”ペットボトルからペットボトル”、”服から服”といった水平リサイクルを実現し、石油資源の使用削減とCO₂ の排出削減に取り込んでいる 株式会社JEPLAN 様です。

当日は 髙尾正樹社長 みずから説明役を担当。起業に至る経緯から工場立ち上げ時のご苦労、どのようにしてサーキュラーエコノミーの実現に向けた循環型ビジネスモデルを構築したかなどについて、事例を交えて紹介いただきました。

当協会でも『VE活動の究極の目的はSDGsの達成にあり』としてSDGsとの連携を進めていますが、VE関係者にはなじみのない「ケミカル製品のリサイクル」ということで、国内外の市場動向や今後の展開などについて活発な質疑応答が行われました。

事業概要を説明する髙尾社長 取り組み内容の紹介

東日本支部ではこのような会合を定期的に開催し、メンバー相互の情報交流を積極的に進めています。皆様も東日本支部の各種活動にぜひともご参加ください。

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