去る9月8日、東日本支部ではおよそ2年半ぶりとなる事業所見学会をリモートで開催しました。
今回、受け入れてくださったのは国の研究機関である 物質・材料研究機構[NIMS]で、物質・材料に関する基礎研究および基盤的研究開発を行うほか、NIMSオープン・ファシリティと称した研究設備の共用と無料相談サービスを幅広く展開しています。
リモート開催の特性を生かし、当日は東北から関西まで30名近い関係者が参加。共用設備の枠組みをはじめ、真空溶解炉や鍛造・圧延装置の依頼例、最新の電子顕微鏡を活用した取り組みなどを紹介いただきました。施設内にライブカメラが入り、それぞれの現場から担当者が説明してくださったので、臨場感あふれる画像が非常に印象的でした。
参加メンバーからは、『リモート参加であることを忘れてしまうような内容だった』『ニューノーマル時代の到来を実感できた』といった声が聞かれ、工場見学会のリモート開催の可能性を見出すことができました。
東日本支部ではこのような会合を定期的に開催し、メンバー相互の情報交流を積極的に進めています。皆様も 東日本支部の各種活動にぜひご参加ください。
NIMS紹介動画の一コマ | ライブカメラを用いた保有設備の紹介 |