ものつくり部会(東日本支部)が技術交流会をオンラインで開催!

新しい活動スタイルにチャレンジ

去る7月28日、東日本支部のものつくり部会(宮田徹主査)では通算5回目となるオンラインでの技術交流会を開催しました。

同部会では、モノづくりの現場に「行って」、現物を「観て」、原理・原則を「考える」ことを通じ、最適生産・最適調達のあり方を探求していますが、コロナ禍で活動方針を『オンラインを前提に新しい活動スタイルにチャレンジする』にあらため、昨年度から「何かを持っている中小企業」の取り組みからモノづくりの最新動向や本質を学ぶ「オンライン技術交流会」を定期的に開催しています。

受入企業にとっては技術アピールやマッチングの場、部会メンバーにとっては新しい技術情報に触れる機会となり、これまで接点が持てなかった地方のモノづくり企業や海外メーカーとのコラボも可能となる新しい取り組みです。

 

特徴あるビジネスモデルとVE提案

入曽精密(埼玉県入間市)、浜野製作所(東京都墨田区)、東新製作所(東京都大田区)、Piezo Sonic(東京都大田区)に続く5社目に選ばれたのは、工業用のプラスチック・ゴム製品を主体に幅広い分野の製品及びサービスの提供を行っている アトライズヨドガワ 様(大阪市北区)です。

同社は国内に10拠点と1工場、海外に10拠点と4工場をもち、原料の調達から成形・組み立てに加え、取引先への技術提案や課題解決にも積極的に取り組んでいる『自社製造できる商社』として知られています。

自動車の内外装部品や住宅設備関連、家電パーツなどを自社製造している傍ら、輸入した製品の品質保証やメンテナンスも行うというマルチなビジネスモデルが大きな特徴で、同社のHPにはVE事例や要素技術を紹介した ものづくりVE技術ナビ が公開されるなど、顧客への技術提案や課題解決サポートも積極的に展開しています。

交流会では、恩田直樹社長から会社概要やビジネスモデルを紹介いただいた後、昨年の11月に非接触ユニットや液体レベルセンサの検証を目的に開設された「アトライズラボ」の説明、溶射やコーティング、蒸着などの最新技術の紹介と続き、課題解決のアプローチ方法やVE事例の開示などをテーマに活発なディスカッションが行われました。

生産拠点の紹介動画 VE事例の紹介

 

東日本支部ではこのような会合を定期的に開催し、メンバー相互の情報交流を積極的に進めています。皆様も東日本支部の各種活動にぜひともご参加ください。

 

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