こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
本日、2021年3月5日は、二十四節気の一つである「啓蟄」で、冬眠をしていた地中の虫が、春の陽気に誘われて這い出してくることからこの名がついているそうです。春と言えば、「春の嵐」とか「春風」も思い浮かびますが、風によって花のいい香りだけでなく、花粉も飛んできますし、時には山火事や建造物倒壊のような災害が起きてしまうこともあります。
火事を起こさないために日頃の用心が必要なように、花粉症やウイルス感染を防ぐためには自らの免疫力を上げておくことが必要ということで、前回のブログでは価値の高い運動法の一つとして「噛むこと」について書かせていただきました。
更に、「よく噛むこと」は、消費カロリーを増やすそうです。あまり噛まずに急いで食べるよりも、ゆっくりとよく噛んで食べた方が、食後エネルギーが約15㎉増えるとか。1日3食、この差が積み重なった場合、1年間で約16000㎉、脂肪にすると2kgちょっとになり、これだけのカロリーを消費するためには、ウォーキングなら80~90時間がかかるそうです。
液体でも噛んで飲んだ方が食後のエネルギー消費が増えるそうですし、早食いの人は太りやすいということも明らかになっているそうです。「よく噛むこと」はコストもかからず、ダイエットにも役立つ上に、昨今のマスク着用や会話が減ったこと等によって緩みがちな顔の筋肉を引き締める効果もあるそうですので、VE的にも価値が高いといってよいと思います。
さて、噛むことも大切なのですが、その一つ前のステップとして、添加物のような「化学物質」をできるだけ体に入れないようにすることが大事だとか。特に、下記の添加物等は避けた方がいいそうです。
- 人工甘味料(アステルパーム、アセスルファムK)
- 保存料(ソルビン酸K)
- 合成着色料(赤色4号・5号、黄色1号等のタール色素)
- 発色剤(亜硝酸塩)
- 農薬や遺伝子組み換え食品
これらは、頭痛や下痢などの体の不調や、アレルギーやガンを引き起こすリスクもあるそうですが、避ける方がいいと分かってはいても、なかなかそうはいかないのが実情だと思います。
そこで、新鮮な野菜やわかめ等の食物繊維やフルーツ等のビタミンCを同時に摂取すると、添加物を吸着して体外に排出したり、毒性が消されたりするのでいいそうです。
更に、自分で調理する場合、下記のような食材は、「ゆでこぼし」等の下ごしらえをすると添加物の量を減らせるとのことです。
・薄切りのハムやベーコンは、1枚ずつ熱湯で1分ほど振り洗いする。
・ソーセージは裏表に3、4カ所ずつ切れ目を入れて1分ほどゆでる。
・かまぼこ等の練り物は、なるべく薄めに切ってから、しゃぶしゃぶのようにサッとくぐらせる。
・中華麺等をゆでたお湯は捨てて、スープは別のお湯で作る。
上述のような方法は私もずっと前からやっていますが、やっていなかった頃より、花粉症の症状が軽くなったような気がします。他にも、カップ麺等は、お湯を注いで1分置いたら、一度お湯を捨てて、調味料とかやくを入れて再度熱湯を注ぎ、表示時間より1分を引いた時間を置くといいそうですし、更に油揚げは熱湯をかけて油抜きをしたり、お茶も最初に注いだお湯は捨てて、2煎目から飲んだ方が添加物や残留農薬の量を減らせるそうです。
完全な除去というのは中々難しいと思いますが、少しの手間で添加物も不安要素も減らせるのであれば、やってみるのにこしたことはないと思いますので、免疫力上げるためにもできることからやってみてはいかがでしょうか?
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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