栄養を摂る(3)  (ゆ)  No.223

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

先日、国立西洋美術館で開催中の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に行ってきました。事前の日時予約をしたため少しの手間と追加コストはかかったものの、並ぶ時間は大幅に減りましたのでVE的にも良かったのではないかと思います。密にならないように配慮された会場で、マスクを着け手指の消毒をしてから、ゆっくりと鑑賞ができ、やはり自分の目で間近に見る本物の絵画は迫力が違うと思いました。会期は当初の予定が変更されて、東京では10月18日(大阪の会期は2020年11月3日〜2021年1月31日)までとなっていますので、ご興味のある方はいらしてみてはいかがでしょうか?(https://artexhibition.jp/london2020/

    London National Gallery Exhibition           2020.8 photo by y★u

ゴッホの愛した向日葵は、花を鑑賞する他に種から油も取れます。前回のブログでもご紹介したエゴマ油やアマニ油同様に脂肪酸を含んでいるヒマワリ油は健康にもよく、更に「若返りのビタミン」とも言われる抗酸化成分のビタミンEの含有量が食用油の中でもトップクラスだそうです。ビタミンEは老化防止により、病気の予防や美肌効果も期待されているとか。油一つとっても、様々な機能を持っているので、その効果を考えながら選びたいものですね。

この油同様に人の体も時間と共に酸化してしまいますが、細胞の酸化を止めてくれるものとして「ファイトケミカル」があるそうです。これは、植物が紫外線や害虫から身を守るために作り出す天然成分のことで、食べるだけで皮膚や粘膜からウイルスが入るのを防ぐ他、免疫細胞の働きを助ける役割を果たすそうです。海藻やきのこ類を始め、普段は捨ててしまう皮やヘタなどの野菜くずにも豊富に含まれているそうですが、これらを一度の食事で大量に摂るのは大変なので、「べジブロス」がいいそうです。

これは、皮やヘタといったくず野菜のだし汁のことで、野菜を食べるより効率よくファイトケミカルを補給できるそうです。価値がないと思って捨てていたようなコストゼロの野菜くずから栄養をたくさん摂れて免疫力のアップにも役立つべジブロスはVE的にも優れていると思います。
特に免疫力アップに効果が高い野菜は以下の5つだそうです。

・玉ねぎ:皮にポリフェノールの一種のケルセチニンを含み、炎症を抑える。

・人参:β‐カロテンが豊富で、免疫細胞をアシスト。抗炎症作用もある。

・生姜:加熱すると生じるショウガオールが体温を上げ、免疫力も高めてくれる。

・にんにく:加熱すると生じる酸化アリルに強い抗菌作用があり、免疫力アップにつながる。

・アスパラガス:抗酸化力があるグルタチオンが免疫細胞を助け、ウイルスの増殖を抑える。

これから夏のお疲れが出てくる季節ですし、特に今年は感染予防のためにも様々な栄養を摂ることで免疫力を上げておくことが大切ではないかと思います。

さて、免疫力を上げて体を強くされたら、今度はご自身の所属されている組織を強くされてみてはいかがでしょうか?

当会では、オンラインセミナー「今あらためて考える、強い企業になるための原価企画とVE」を、9月30日に開催いたします。通常参加費は5000円ですが、今回は無料となりますので、この機会に受講されることをお勧めいたします。(https://www.sjve.org/19927

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

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