こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
下の写真は12年前の今頃に行った座間の向日葵畑です。夏の花の代表格ともいえる向日葵が太陽を見上げる姿を見ているだけで、こちらまで元気をもらえるような気がします。
1週間前の8月15日は終戦記念日でしたが、私の実家では、毎年、この日には「すいとん」を頂いていました。豚肉や茄子や玉葱等も入っていて、とても美味しかったのですが、昔は具などほとんどなくて粗末なものだったそうです。
以前、食品の製造年月日偽装が社会問題になった時、関係者が謝罪している場面を見て、今は亡き父が『昔はそんなこと構っていられなかった』と一言だけポツリと言ったのが印象に残っています。父は10代初めの頃に終戦を迎えたのですが、食べ盛りであるはずの自分のことよりも大勢の家族(11人兄弟の長男で、生まれて1年もしないで他界してしまった末の妹もいたそうです)のための食糧の確保が大変だったことは想像に難くありません。
自分の子供達には、そんな思いをさせたくないという気持ちもあったと思うのですが、私も弟も衣食住に何の苦労をすることもなく育ててもらったものの、それを当り前のこととしてしまい、感謝の気持ちをきちんと伝えていなかったなあと今になって悔やまれます。
今年は戦後75年目ということもあり、例年より戦争関連のテレビ番組を多く目にしたような気がしますが、戦争中、空から命を奪う爆弾等が否応なしに降ってくることへの恐怖というのは、今のウイルスへの恐怖や不安と比べるべくもなかったと思います。そんな恐怖を味わった後も、食べる物も着る物も満足にない中で懸命に生きてこられた多くの人達のお陰で今の日本があるのだなあと改めて思いました。
今、パンデミックのせいでできないことが増えてはしまいましたが、できることもたくさんあります。ものによって不足したりするものはありましたが、同じ機能を果たす代替品や代替手段で解決していける人間の知恵はすごいと思います。
自粛生活でどうしても運動不足になるので、今までのブログで「体を動かす」とか「筋肉を増やす」というテーマで書いてきましたが、筋肉を増やすために必要なことは運動の他に食事があります。75年前と違って、食べ物はあふれているどころか食品ロスが問題になっています。
食品ロスを防ぐための様々な方法も提案されていますが、それ以前に食べたいものを食べたいだけ食べていては病気になってしまう場合もあると思います。免疫力や代謝を向上させるために必要な栄養ですが、やみくもに摂るのではなく、それぞれの食材の機能を考慮して効率よく摂っていくことも大切だと思います。どういうものを摂ればいいかについては次回にさせていただきます。
免疫力を向上させるのが栄養や運動なら、収益の向上に役立つのがVEです。
当会では、9月9日に「VEプロジェクトの進め方」と題したオンラインセミナーを開催いたします。実践事例を踏まえて解説いたしますので、この機会にプロジェクトのマネジメントについて学ばれてはいかがでしょうか?(https://www.sjve.org/semi/18149)
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
過去のブログはこちら
- 幸せを感じる(4) (ゆ) No.340
- 幸せを感じる(3) (ゆ) No.339
- 幸せを感じる(2) (ゆ) No.338
- 幸せを感じる(1) (ゆ) No.337
- 価値をあげる(6) (ゆ) No.336
- 価値をあげる(5) (ゆ) No.335
- 価値をあげる(4) (ゆ) No.334
- 価値をあげる(3) (ゆ) No.333
- 価値をあげる(2) (ゆ) No.332
- 価値をあげる(1) (ゆ) No.331