2020年7月17日、日本VE協会バリューデザイン・ラボ「不便益&VE研究会」の研究成果をまとめた『不便益の実装~バリュー・エンジニアリングにおける新しい価値~』を発刊いたしました。
従来のモノづくりにおいては、便利さを追及することが一番の目標とされてきましたが、現在では、もはやそれだけでユーザーのニーズを満たすことは難しくなっています。そこで研究会では「不便だからこそ得られる効用」である不便益に着目し、これを製品やサービスに新たに取り入れることによって、時代に合った新しい商品開発に寄与することを目指しています。「VEと不便益」という一見相反する考え方をどのように融合させてゆくかについて、具体例を多数挙げながら解説します。
(本件担当:小野)