こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
先月、県外への移動が可となった翌日、調布にある国領神社に疫病退散の祈願のための正式参拝に行ってきました。誘って下さったのは、私が数年前から参加させていただいている「神話に学ぶ会」の方なのですが、急遽、調布在住の私の友人も誘って一緒にお参りをしてきました。
そこで、いただいたのが下の御朱印なのですが、3種類の御朱印のうち、今、話題のアマビエの絵が入っているものを選びました。この国領神社は、ご神木が「千年乃藤」という立派な藤の大木で、毎年、「国領千年乃藤まつり」が開催されるそうです。今年は新型コロナウイルスの影響で、このお祭りや参拝は中止されていたのですが、6月に参拝が可能となりました。
なお、期間はあると思いますが、参拝に行けない人達のために国領神社のHPからも御朱印がダウンロードできるようです。(https://kokuryo-jinja.jp/info)
アマビエは江戸時代末期の弘化3年(1846年)に、現在の熊本県に出現したと言われ、海中から光を輝かせるなどの現象を起こし、『当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが、同時に疫病が流行するから、私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ』と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行ったとされる妖怪だそうです。昔は、病気の特効薬も治す術もなく、祈祷とか、こういう妖怪という類のものを心の拠り所としたのだと思いますが、その方法というか気持ちは令和の今も受け継がれているのではないかと思います。
外出にまだ不安を抱えている友人・知人達もいるので、御朱印の写メを撮って送ってみましたら、ほとんどの人が『ご利益があるかも』と喜んでくれました。ただ、アマビエをアマエビと勘違いしていた人も少なくなく、友人の一人から、『スーパーで、「コロナには甘エビの刺身がいいのよ!」と言っていたオバチャンがいたのを思い出した』と聞いて思わず笑ってしまいました。
が、誰しも覚え違いや思い違いはありますので、人のことばかりは言えないなと思いました。そもそも、この「アマビエ」自体も、本来は「アマビコ」という名前だったのに、「コ」の字を「エ」と写し間違えたものらしいという説もありますので、正しく「アマビコ」と伝わっていれば、甘エビと混同されることもなかったかもしれませんね。
長い人類の歴史の中で、ウイルスと戦って人間が勝ったのは天然痘だけしかないそうです。結局、インフルエンザと同様に、感染すると恐ろしいが身近にある病気として付き合っていくしかないという訳で、今、「with コロナ」と言われているのではないかなと思いました。
そして、コロナと共存していって、万が一感染しても重症化しないようにするために何をしておけばいいかというと、「免疫力をあげる」ことではないかと思います。その免疫力をあげるためにも、まず「体を動かす」ことが大事だと思い、前回までのブログで書いてきましたが、色々な本や雑誌、テレビなどから得た多くの情報で共通していたことは、筋トレの重要性でした。
私達の体は使う所は強くなり、使わない所は衰えるというように合理的にできていて、骨や筋肉に負荷がかかる運動を行うことで、質を上げ、機能を強化することができるそうですので、VEにも通じる所があると思います。筋肉を増やすために具体的にどんな運動があるのかについては、次回にさせていただきます。
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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