こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
全国に緊急事態宣言がされてから一週間が経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか?
前回のブログで触れた「在宅勤務」をされている方もいらっしゃると思います。
ちなみに、会社以外の場所で働くか自宅で働くかという点が「テレワーク」と「在宅勤務」の大きな違いだそうですが、「テレワーク」のメリットとデメリットについてネットで調べてみましたら、株式会社BECの『人事労務の基礎知識』というサイトに次のような記述がありましたので、ご紹介させていただきます。
企業におけるメリット
- ペーパーコストや通勤手当等の削減ができる
- 育児や介護等による退職を減らし優秀な人材の確保ができる
- ワークライフバランスの実現により生産性の向上が期待できる
労働者のメリット
- 通勤時間が削減でき家事との両立がしやすい
- 出産・育児、介護、身体障害などの理由で就労が困難な人など、働きたくても働けない人も働ける
- 地方など住む場所を選ばなくても良い
「テレワーク」には以上のような多くのメリットもある一方で、課題もたくさんあるそうです。
企業におけるデメリット
- どのような端末やネットワークを利用しているか把握しにくくセキュリティの管理が難しい
- コミュニケーションが減少する
- 従業員同士の信頼感が低下しやすい
労働者のデメリット
- 自宅での作業だと仕事と家の境が曖昧になり、意欲低下につながりやすい
私が特に気になったのは最後の労働者のデメリットですが、これは労働者を雇う企業側にとってもデメリットのように思います。確かに出勤に比べて緊張感が薄れてしまいがちで、時間にルーズな人は自分を律する必要もあるかもしれません。そこで、境界線代わりに気持ちを切り替える作業をしてみるとよろしいのではないかなと思います。
更に、在宅通勤をしてみて実感したデメリットもあります。まだ3週間ほどのことなのに、しっかりと贅肉がついて体が重い感じがします。運動不足のせいもありますが、通勤も「体のトレーニングをする」という機能を果していたのだと思いました。更に、通勤途中に人や車をよけたりするために注意を払うことを始め、様々な情報を処理することで「脳をトレーニングする」という機能も持ち、通勤により体だけでなく脳も自ずと鍛えられていたのかもしれません。
思えば、行き帰りの通勤時間は仕事モードへのスイッチのオン・オフの時間にもなっていたのだと思います。更に、通常の勤務の場合、自宅へ帰る前に習い事に行ったりするとワンクッション置いてから帰宅できるので、気持ちの切り替えもできていましたが、今は、私が続けてきた体操やヨガの教室も会場が閉鎖中で、それもかないません。
この運動不足を少し解消して気持ちを切り替えるために私がやっていることがあるのですが、何をしているのかは次回にさせていただきます。
なお、当会では、先週、初めての「WEBセミナー版VE基礎講座」を東京ガス株式会社にて開催いたしました。(https://www.sjve.org/18701)
今後とも、テレワーク中でも受講できる研修・セミナーの充実を図り、またVE実践指導にもWEB会議ツールを活用すべく準備を進めてまいります。WEB版のVE研修にご関心のある方は、当会バリュー・ソリューション・サービスまでご相談ください。
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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- 幸せを感じる(4) (ゆ) No.340
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