こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
明日はホワイトデーですね。バレンタインデーにプレゼントを頂いた方、お返しのプレゼントを用意されましたでしょうか?
私が通っている体操教室に、こちらから何かプレゼントを差し上げた訳でもないのに、毎年のようにお手製のプレゼントをくださる方がいらっしゃいます。教室創設期の頃からのメンバーの方なのですが、手芸がお好きで、毎回、30人程のメンバー全員の分を手作りされています。
先日頂いたプレゼントが、なんと上の写真のガーゼのマスクでした。マスク以外の作品もすべて彼女のお手製で、左上の可愛い猫は中に洗濯バサミが入っていてクリップの機能も備えていて実用的です。その右下の針刺しは小さいタッパーの中に入っていて蓋ができるので安全です。その左横の青いレースの袋は体操教室の先生がくださった大量のポプリを小さい香袋に仕立てられたもので、下の黄色い巾着袋の方は嵩張らないので旅行などでも重宝しています。右上のポーチは体操教室のメンバーの方のご主人のネクタイをリサイクルしたもので丁寧に裏地までつけられていましたが、これも一種のVEと言えると思います。
私も手芸が好きで小学生の頃は手芸部に入り、10代から20代の頃はハンカチやタオルに花や名前の刺繍をしてプレゼントにしたりしていましたが、根気が必要で目も疲れる作業ゆえ、今は針を持つのは繕いものくらいです。上述の彼女は80代(とは信じられないのですが)で、それも何十個も作られているので、どの位の時間を費やされているのかを伺ったことがあります。『皆が喜んでくれるのが嬉しいから』と、ものによっては半年位前からコツコツと作られているそうで、誰でもが真似できることではありませんので頭の下がる思いでした。
上の写真の作品はほんの一部で、どれもこれも彼女の想いが込められている世界に一つだけのものですが、『マスクが入手困難』という情報で、買い占めて高額で転売する人もいる中、困っている人のことを思いやって、お手製のマスクをプレゼントしてくださる方もいらっしゃることに感激してしまいました。中学校時代からの友人の一人も、プチ同窓会の時の写真と一緒に皆にマスクやのど飴などを送ってくれて、同い年の男性だけれど皆の母親みたいだと思いましたが、「人間性って人が困っている時に出るものだなあ」と改めて実感しました。
マスクが入手困難なら、落ち着いて「同じ機能を果たす代替品はないだろうか?」と考えるのがVEr.だと思うのですが、彼女のように「マスクを手作りする」という方も多く、ネットでも色々と役に立つ情報があふれています。キッチンペーパーなどを使った簡単なマスクも紹介されていましたが、ハンカチとヘアゴムでできるマスクを試しに作ってみました。本当に簡単でした。(「ハンカチマスク」の作り方:https://news.livedoor.com/article/detail/17914237/)
ただ、ウィルス菌のサイズはマイクロ微小であり、マスクを簡単にすり抜けてしまうので、「ウィルス感染を防ぐ」という目的としては無力だそうですが、自分が感染した場合、飛沫感染を防ぐので、マスクは感染予防というよりも「感染を広めない」ために有効だとか。たとえ感染予防の機能は高くなくても、この時期、花粉には有効だと思いますし、マスクが入手できなければ、作られてみてはいかがでしょうか?
更に、情報リテラシーを高くして、感染同様にヘンな情報も広めないようにしたいものですね。
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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