機能定義を進め易くする道具集
このたび、東日本支部のR&D部会(機能定義の道具研究チーム)の活動成果をVE特別資料『機能定義の道具』にまとめ、ホームページのダウンロードコーナーから無料でダウンロードできるようにいたしました。
>>> ダウンロードは こちら
ぜひアクセスいただき、本書を実践活動の効率化にお役立てください。
■内容紹介
VE講座を受講し、VEL資格をとっても、なかなかVEの実践ができないということをよく聞きます。VEが普及しない大きな要因に、習ったVE教育とはテーマや適用段階が違うなどでせっかくの有効な手法の効果が発揮されてない様に思えます。
そこで、VEは有効な価値向上のアプローチであり、うまく使うことにより大きな成果を出してもらうにはどうしたらいいかを検討しました。 その結果、VEL取得者のためにVEの実践を助ける道具(手順をスムーズに進める手法あるいは考え方)をVE手順に従って整理し、明確にすることが有効であるという結論に達し、一番重要なVEのスタートの「機能定義」に特化して「機能定義の
道具」を作ることに着目しました。
また、VEの適用段階、VEへの取り組み方(かける時間、人数)が違うと進め方・考え方も若干異なります。そこで、「機能定義の道具」を一目で選択できるように機能定義段階の各詳細ステップ(情報収集、機能の定義、機能の整理)ごとに適用段階(改善段階、開発段階)、VEへの取り組み方(時間をかけず簡単なVE、時間をかけて深堀するVE)で分け整理し、作成しました。
この道具を有効に活用してもらうことでVEの普及に貢献できれば幸いです。
■目次
はじめに
§1.“機能定義の道具”序章
1.“機能定義の道具”研究会について
(1)発足と経緯
(2)研究方針
2.“機能定義の道具”の定義
3.道具の検討手順
4.各詳細ステップのインプット、活動の要点、アウトプット
5.道具のまとめ方
6.活動日程
§2.“機能定義の道具”道具集
1.「情報収集」の道具
(1)まとめ表Ⅰ(道具まとめ表)
(2)まとめ表Ⅱ(道具活用マップ)
(3)まとめ表Ⅲ(目的/効能に対する道具)
2.「機能の定義」の道具
(1)まとめ表Ⅰ(道具まとめ表)
(2)まとめ表Ⅱ(道具活用マップ)
(3)まとめ表Ⅲ(目的/効能に対する道具)
3.「機能の整理」の道具
(1)まとめ表Ⅰ(道具まとめ表)
(2)まとめ表Ⅱ(道具活用マップ)
(3)まとめ表Ⅲ(目的/効能に対する道具)
活動メンバー
おわりに
東日本支部では切り口が異なる6つの部会を編成し、実務への応用展開を目的とした研究活動を積極的に進めております。皆様も東日本支部の各種活動にぜひともご参加ください。
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