想いを伝える（５）　　（ゆ）　　No．196

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の（ゆ）です。

前回のブログでは、公の場であることを顧みず厚かましくも私への「誕生祝い」を強要してしまいましたが、ちゃんと想いに応えてメールをくださった方もいらしたので、伝わる方には伝わるものだなあと思いました。私の想いに応えて下さった方に改めてお礼申し上げたいと思います。

また、数年前から小学校の時の友人達と近況等をメールでやりとりしていて、それぞれのお誕生日には、お祝いの想いと共にお花やケーキやお料理の写真なども行き交います。その中の一人の友人が、私に下のリースの写真を送って祝ってくれました。

友人の許可ももらえたのでアップしましたが、このリース、何でできているかお分かりですか？実は、この友人のお嬢さんの結婚式で頂いたご祝儀袋の水引で、母娘の合作だそうです。

大抵は、用済み後に捨ててしまう水引を綺麗なリースにしてしまうという発想（アイデアはインターネットで見つけたそうです）やセンスも素敵ですが、ＶＥ的に見ても、コストをかけずに新たな価値あるものを創造していて素晴らしいと思いました。見ているだけでも、友人のお嬢さんの結婚を祝福される方々の想いが伝わってくるようで、とても温かな気持ちになります。

昨年、３年半分のブログを束ねて自費出版しましたブログ集「バリュー・ブーケ」は、今までにお世話になった方々への感謝の想いを伝えたくてつくらせていただきましたが、もう一つ、７年前に他界した母の法事に間に合わせたいという想いもありました。そして、表紙などにはバラのカットをたくさん使ったので、『バラが好きなの？』とよく聞かれるのですが、実は、11年前に他界した父の好きな花でした。

母の法事の際に、ご住職から『亡くなった人への想いを込めて作ったものというのは、ご供養にもなる』と伺って、遅まきながら両親を始め今は亡き親族や友人・知人達にも感謝の想いが伝わればいいなと思いました。実際に読んでいただいた方々からは、そういう想いも含めた私の色々な想いが伝わってくるというご感想をたくさん頂き、ブログ集は「私の想いを伝える」という機能を十二分に果してくれましたので、自分にとって価値のある本を作れてよかったと思っています。

そして、私の予想以上に想いを受け止めて興味を持ってくださった当会の各部会の方々から、忘年会や新年会にまでお誘いをいただきました。普段、お話をする機会のなかった方々からも、ブログ集へのご感想はもちろんＶＥに対する様々な想いも直接伺えましたし、とても楽しかったです。

なお、当会の東日本支部・西日本支部では、今回、私を誘っていただいた部会を始め、いくつもの部会が毎月のように会合を開催して活動されています。その部会活動を中心とした東日本支部の活動報告会が、来る３月２日（月）に明治大学駿河台キャンパスで開催されます。

一般の方は有料となりますが、当会会員および会員の紹介の方は無料でご参加いただけます。この機会に各部会の技術・情報交流活動の一端に触れていただければ、部会の皆様の熱い想いが伝わってくることと思います。多くの方々のお申し込みをお待ちしております。（https://www.sjve.org/18252）

では、よい週末をお過ごしくださいませ。　（ゆ）

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