想いを伝える(1)   (ゆ)  No.192

あけましておめでとうございます。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。今年もよろしくお願い申し上げます。

明日の1月11日は鏡開きですね。お餅を頂き過ぎたせいか、たった10日程で年末より体が重いのは、お正月休みの運動不足も加わっているせいもあるのでしょうか?
そこへ鏡開きのお汁粉や揚げ餅を頂くのは、代謝がよくなくなった今はちょっと考えてしまいますが、今年は子年。独楽ねずみのように動き回って解消しようかしらと思っています。

Zodiac Mouse and Glass Kagami Mochi 2020.1 photo by y★u

さて、昨年の漢字は「令」でしたが、「令」には「うるわしい」という意味もあるそうです。令和2年もうるわしい年になるといいと思いますが、皆様はどんな漢字で表せましたでしょうか?
私は「祝」です。令和の祝賀パレードも素敵でしたし、吉野彰氏のノーベル化学賞受賞もありました。ラグビーの日本代表チームの活躍では、明るく前向きなお祝い気分にさせてもらえましたし、「ONE TEAM」も流行語大賞を受賞しましたよね。

更に、プライベートでは、前回のブログでも書きましたように、このブログをまとめて「バリュー・ブーケ」として自費出版させていただいた所、色々な方から祝っていただきました。こんなに『おめでとう!』と祝っていただけたのは、結婚式以来の気がしますが、販売する本ではなく、自費出版でもおめでたいものなのだということを知った、文字通りおめでたい私でした。

このブログ集を上梓できましたのも、今までの人生で色々な方々にお世話になったお陰と思い、そういった方々に感謝の花束代わりにプレゼントさせていただきましたが、本というのは有難迷惑な方もいらっしゃるでしょうから、ご希望を伺ってから差し上げたケースもあります。私と初対面の方には「私からの原稿依頼を差し上げた場合、受けてくださる方」に限定させていただいてご挨拶代わりに差し上げたケースもありましたが、冗談8割、本気2割ですので。

ブログ集の出版は私にとって一つの夢が叶ったとても嬉しい出来事で、「嬉しい事があった時の相手の態度で、その人との距離感が分る」と聞いたことがあるのですが、その通りでした。ここでもパレートの法則なのか価値観が違いますから当然なのですが、2割の方が『おめでとう!出版祝いをしなくては!』ともの凄く喜んでくださり、6割の方が『本を出すなんて凄いね!』『よく書いたねー』ととても喜んでくださり、残りの2割の方はあまり興味がないようでした。私は、今回、自分が祝っていただいてとても嬉しかったので、誰かに嬉しいことがあった時に、もの凄く喜ぶ方の2割に入りたいなと思った次第です。

ブログ集に込めた私の感謝の想いに応えてくださった方々は、また色々な形でそれぞれの想いを私に伝えてくださり、「この方達は天使なのかしら?」と思いました。お祝いのメールやお手紙を始め、私への想いを込めて吟味してくださったことが伝わってくる色々なお菓子やお花やご本などを始め、中には世界に一つのお手製のプレゼントなどで祝ってくださる方までいらっしゃいました。予想もしていないことでしたので、泣きそうなほど感激してしまいました。

中でも嬉しかったのは(できる限り直接お渡ししていたのですが)、お渡しした際に『面白そう』、『読むのが楽しみ』と言ってくださった方々の笑顔です。そして、実際に読んでくださった方々が『面白かった』、『素晴らしかった』と喜んでくださる笑顔を拝見した時は、本当につくって良かったなあと心から思いました。 VEr.の方ではなくても、コストを気にされる方も少なからずいらしたのですが、確かにコストはそれなりにかかったものの、そのバリューはコスト以上といいますか、お金には換え難い価値のある有形・無形のプレゼントを逆にいただけて本当に幸せでした。

この場をお借りして、お忙しい中、拙著をお読みいただいた方々、想いに応えてくださった方々に改めてお礼申し上げます。

さて、『あけましておめでとう』の他にブログ集の出版でたくさんの『おめでとう』という言葉のシャワーを浴びましたが、拙著とは関係なく、昨年、ある初対面の方にも『おめでとうございます』と言われました。それがどこでどういう理由だったのかは次回にさせていただきます。

では、よい週末をお迎えくださいませ。 (ゆ)

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