こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
さて、前回のブログで、入浴の際に湯船に入れるといいと、あるお医者さんが勧めておられるものは何かというと、焼酎だそうです。日本酒風呂が、血行も良くしてお肌にいいと聞いた事はありますが、焼酎は初めて聞きました。ものにもよりますが、日本酒よりもコストはかからないかもしれませんね。
そのお医者さんは精神科医なのですが、精神疾患の患者さんに限らず、情報の氾濫、仕事や人間関係など、現代人の周りにあるストレスで、『夜、眠れない』とか『イライラする』といった脳の不調を感じる人達に向けて、自分や家族ができる養生法をいくつか考案されたそうです。
養生法とは、手軽で安価、それでいて即座に効果を実感しやすいものでなければいけないそうなので、VEに似ているかもしれませんね。
そんな養生法の一つとして、特にお勧めなのが「焼酎風呂」だそうです。
VEの手順ではないですが、次の順番で行うといいそうです。
1.ぬるめのお湯(38~40度)に焼酎(どんな焼酎でも可)をおちょこ1杯(18㎖)ほど入れる。
2.普通に入浴して、顔だけ出して首まで浸かる(数を20数える程度)。
3.湯船から出たら、シャワーなどで流さずに焼酎の粒子が皮膚についたまま体を拭く。
(入浴ができない方は、焼酎を数的垂らしたお湯で体を拭くだけでもOK)
4.入浴後に使用した衣類やシーツの洗濯時にも、洗剤と一緒におちょこ1杯の焼酎を入れて洗う。
この焼酎風呂は、脳を鎮める効果もあるそうです。面白い事に、お酒を飲む人が焼酎風呂に入ると、ストレス発散の必要がなくなるのか普段の飲酒量も減るとか。このお風呂のいい所は自分でできる所で、病院に行き治療してもらう必要がないため、時間やコストの節約にもなりますし、優れたVEといえるのではないでしょうか?
また、これは自分が自分に対して行うものなので、したくない時はしなくて構わないとか。万人に合う養生法はなく、自分に合うかどうかは、養生をした後に、『少しでも気持ちがいい』、『楽になる』状態になるかどうかだそうで、『気持ちが悪い』と感じたら、やめておけばいいそうです。養生法では、『気持ちがいい』で判断した結論が一番正しいとの事でした。
焼酎風呂は、お酒が飲めない方やお子さんでも問題ないそうですが、「気持ちをよくする」という事が目的なら、自分の好きなアロマオイルや入浴剤を入れるのもいいと思いますし、リラックスができていいかもしれませんね。
ただ、お風呂に焼酎を入れるくらいなら飲んだ方がいいというほど、お酒が好きな方は、やはりお酒を愛してやまないVEr.の方々が多く集われる(?)VE全国大会が、11月6日、7日の2日間、東京のアルカディア市ヶ谷で開催されますので、この大会に心行くまで浸かっていただき、色々な情報を入手されてみてはいかがでしょうか?(https://www.sjve.org/11195)
2年前に105歳というご長寿を全うされた聖路加病院の日野原重明先生の監修による「100歳まで生きる生活習慣」という本によると、生活習慣病は、元々の体質が背景にあるものの、日常の生活習慣が強く影響して発症するそうです。一旦、発症すると治癒する事はなく、生活習慣を改めて折り合っていくしかないとか。そして、病気になってから生活習慣を見直すよりも今すぐに見直す事が大切だそうです。
更に、日野原先生は「10の生活習慣」として10か条を提唱されているのですが、長くなりますので次回にさせていただきます。
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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