こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
酷暑だった8月も明日で終りですが、小学生の頃のこの時期は夏休みの宿題に追われていた事を思い出します。今から考えれば贅沢な時間だった40日程の長い夏休みに何をして過ごしていたのだろう?と思うのですが、宿題はそっちのけで外で遊び回っていた気がします。
今は、夏休みでも塾や習い事で忙しいのか、あまり外で遊んでいる子供達を見かけませんが、この暑さも要因の一つかもしれません。昔は、クーラーなどなくてもなんとか過ごせていたように思うのですが、今は道路もどんどんアスファルトで舗装され、高層ビルが林立するようになった都会では昼間の気温が夜になっても下がらず、就寝時に熱中症になってしまう事も多いとかで、夜もクーラーをつけるのが日常化しているようです。ヒートアイランド現象を少しでも解決するためにもVEが適用できるといいのですが。
さて、前回のブログで、生活習慣に関係する手軽な健康法として「呼吸法」について書かせていただきましたが、もう一つの健康法は「姿勢を正す事」です。
これって簡単なようでいて、意識しないと難しい事なのではないかと思います。よくバレエ教室帰りの子供達を見かけるのですが、練習の賜物なのか、スッと背筋が伸びたしなやかな立ち姿が綺麗だなあと思います。
良い姿勢というのは、見た目が綺麗なだけでなく、体への負担が少ないため、腰痛や肩こりなど、疲れや痛みを最小限に抑えてくれるとか。更に、胸郭や腹腔といった臓器の入っている部分も広げて正常に動かしてくれるので、前回のブログでも触れた呼吸がきちんとできる事につながり、更に消化機能がよくなるなど、内臓機能にもよい効果があるそうです。
呼吸と同様に、習慣として猫背になってしまっているようなよくない姿勢を変えるのは難しいものですよね。ただ、悪い姿勢にはいくつかの悪いパターンがあり、それによって伸ばすべき筋肉や鍛えるべき筋肉が違うそうなので、自分の姿勢の癖に気づけば、姿勢をよくする事ができるそうです。
正しい姿勢とは、骨や筋肉に余計な負担がかからない姿勢の事で、もっとも効率よく体を動かせるため、疲れにくく骨や筋肉をいつまでに若々しく保てるので、最良の病気予防・健康の元になるそうです。そして、立ち方、座り方、歩き方等の何気ない動作に少しだけ意識を持つ事で、姿勢を無理なく整える事ができるそうです。
姿勢を正す事もコストや時間がかからないので、VE的にも価値が高いと思います。では、どうやって改善していけばいいかという具体的な方法については、次回にさせていただきます。
この姿勢を正す事は私にとっても一つの課題なのですが、課題解決のためにはいろいろな手法があります。
当会では、2019年9月13日(金)に、「VEで活用するTRIZ」講座を開催いたします。
TRIZは、体系化された思考支援ツールで、独創的な解決策を生み出すことができる合理的な手法です。 本講座では、企画段階、開発設計段階のVEにTRIZ手法を活用する新しいVEアプローチを演習を交えながら学べます。
お申し込みの締切りは9月6日(金)になりますが、課題解決にTRIZの手法を活用したい方、VE実践活動にTRIZを取り入れる方法を学びたい方、VES資格の取得を目指す方などにお勧めいたします。(https://www.sjve.org/16660)
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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- 幸せを感じる(4) (ゆ) No.340
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- 価値をあげる(6) (ゆ) No.336
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