生活習慣を見直す(1)   (ゆ)  No.173

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

この夏のお盆休みには台風が直撃してしまったようですが、お変りございませんでしょうか?

今月の初めに健康診断を受けてきました。前回までのブログに書いてまいりました「健康を維持する」ためにも定期的な検査は必要だとは思うのですが、胃検診で台の上をぐるぐると動き回る度に、検診を受けるためにもある程度の体力が必要だという思いを年々深くしています。

その診断結果は日頃の自分の生活習慣の成績表のような一面もあると思うのですが、再検査の数が年齢と共に増えてきている気がします。自分の体のメンテナンスの指標になると思うものの、再検査の結果が問題ないと喉元過ぎればなんとやらで、時間と共に「生活習慣を見直す事」に意識を向けなくなってしまうようです。

日頃、身についてしまっている生活習慣を変えるのは思ったより難しいものですが、まず、手軽な健康法として「呼吸法」があると思います。私のヨガの先生方からも『深く呼吸するように』とよく言われるのですが、確かに呼吸が浅くなりがちになっているように思います。特に、パソコンに長時間向かっている時とか緊張している時は、ちゃんと息をしていない事が多い気がします。

特に、女性の場合、肺活量は3000㏄前後で、無意識に呼吸している時は肺活量の10%位の300㏄ほどしか使えていないそうですが、パソコンなど根をつめる緊張状態が続いて、体も同じ姿勢のままでいると更に低下してしまうそうです。

また、浅い呼吸で十分な酸素が脳にいかないとボーッとしてしまうだけでなく、酸素不足の細胞や老廃物がたまった細胞はガンのような病気の元になりかねず、日常生活の質全体も落ちてしまうとか。
複式呼吸で吐く時は口から、吸う時は鼻からが基本だそうですが、吐く事に意識を向ければ楽に自然と空気が入ってくるので意識して吸う必要はなく、朝、起きて10回深呼吸するだけでも酸素が体中を巡ってリフレッシュされて元気になるそうです。

さらに、「呼吸」とは吐いて吸う事であり、吐く事は出す事で、心の汚れを出して執着を捨てる事になるので、吐く呼吸は心も綺麗にしてくれるそうです。「生命を維持する」機能だけではないんですね。
コストも手間もかからないけれど、体や心まで元気で綺麗にしてくれる呼吸法は、VE的に言っても価値の高い健康法だといえるのではないでしょうか?
もう一つ、生活習慣に関係する手軽な健康法があるのですが、それは次回にさせていただきます。

生活習慣の見直しもそうですが、何げなく習慣にしてしまっているような事を今までとは違った新たな視点で見てみる事は大切な事だと思いますし、そこから新しい発想も生まれてくるのかもしれません。

当会では、2019年9月13日(金)に「新たな視点で新しい発想」をテーマとした「第63回VE西日本大会」を広島のマツダ株式会社にて開催いたします。
お申し込みの締切りは9月4日(水)になりますが、効果的な改善方法をお探しの方やVEの導入・実践をお考えの方にお勧めいたします。(https://www.sjve.org/15976

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

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