運勢を占う (2)   (ゆ)  No.144

こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。

さて、前回のブログで、鎌倉の鶴岡八幡宮のおみくじで「大凶」を引いてしまった韓国の旅行作家さんの顔が、笑顔に変わった理由は何だったと思われますか?

私は知らなかったのですが、聞く所によると鶴岡八幡宮のおみくじは「凶・大凶」の出る確率が高いとか。そして、もし、彼女のように「大凶」を引いてしまった場合、「凶・大凶運みくじ」を納める箱があり、その箱の上の3本の矢鏑の中の真ん中の矢鏑を握る事で「凶運」を「強運」にかえる事ができるそうです。

昨年の漢字の「災」が転じて「福」となる感じに似ている気がしますが、これも英語の説明はなかったので、彼女にはごく簡単に説明した所、なんとか分ってくれたようで喜んでいました。発想の転換というか視点を変える事で、ただ、おみくじを結んで帰るだけよりも気持ちよく帰れるのではないかと思いました。

実は、このおみくじを引いた後、近くで占いも観てもらいました。何かと行き詰っていた数年前に、たまたま鎌倉に行った時に出会った占い師さんで、本格的な占いは10代の時に友人達と一緒に列に並んで観ていただいた有名な占い師さん以来でした。

四柱推命が基本だと思うのですが、他の占い師さんもその方の所に相談に来られるとのお話でした。占い結果ですが、私が行き詰っていた当時は、やはり八方塞がりの時期だったそうで、『次の年からはよくなるから大丈夫』と言われて、ほっとしました。まあ、何事も波はあるとは思うのですが、実際にそうなりましたので転機だったのかもしれません。占い師さんというのは、ある意味、カウンセラーのような役目を果されているのではないかと思いますが、当時、悩みを聞いていただくだけでも、重かった心が晴れたのを覚えています。

彼女も簡単に観ていただいたのですが、日本語ができるといってもパーフェクトではなく(でも、日本の映画や小説にも詳しい方で、逆に教えていただいたくらいです)、もっとパーフェクトではない私の英語と日本語のチャンポンで、占い結果を伝える事になりましたが、喜んでくれていたようですし、俄か通訳の私も脳トレになって楽しかったです。

ところで、とある本に、『年始には氏神様と、まだお参りした事のない神社と、更にもう一社、格上の神社にお参りするといい』と書いてあったので、まだ行った事のないある神社にも主人と一緒に行ってみました。

そこは、こじんまりとしているものの歴史のある神社で、私は初めてだったのですが、主人は子供の頃に何回か訪れた神社だったという事が判明しました。その理由は長くなりますので、次回にさせていただきますが、こういう事もあるんだなあと不思議な気がしました。

さて、こんな事を言うと不謹慎かもしれませんが、おみくじ等の「原価」というのはそんなに高いものではないと思います。ただ、そこに書かれた運に関する情報や込められた想いに価値があるから、日本人はもちろん、海外からいらした多くの方々にも人気があるのだと思います。そういえば、アメリカのホストマザーも、ご兄弟達用にお守りを頂いていましたが、お守りには「自分を守る」他にも「想いを伝える」機能もあるかもしれませんね。

機能本位のVEの世界でも「原価」は重要な要素ですし、原価企画次第で製品のその後の運命が決まってくるかもしれません。当会では2月5日に「利益を生み出す原価企画セミナー」(https://www.sjve.org/9462)を開催いたします。永年にわたって多くの企業で実践指導を重ねていらした講師より原価企画の基本と進め方を学べるだけでなく、原価企画の将来の方向性も分りますし、この機会にご参加されて利益を生み出されてみてはいかがでしょうか?

では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)

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