こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
このところ、「平成最後の○○」という言葉をよく耳にしますが、今年のクリスマスもそうですね。お子さんや若い世代の人達はクリスマスを楽しみにしているかもしれませんが、最近はハロウィンの方が賑やかみたいですね。今年のハロウィンは、お祭り気分で浮かれすぎた人達が逮捕される騒動等も起きたようで、人に迷惑をかけたり法に触れたりというのはもちろん行き過ぎですが、何かを楽しもうとする気力や体力がある事は、いい事ではないかなと思います。
先月のニュージーランドでのヨガ瞑想で感性を磨いて一回り大きくなって(美味しい空気と食事のおかげで本当に太って)帰ってきた私は、当会の入口の掲示板の所をちょっとクリスマス仕様にしてみました。下の写真のリースや写真立ては私物ですが、「VE」の文字の飾りは数百円で入手したもので、あまりコストをかけずにクリスマス気分を出せているのではないかと自画自賛しています。
さて、前回のブログで、羨ましいような自然が溢れるニュージーランドで、実は若い人の自殺率が高いという事に触れましたが、それを聞いた時、牛や羊が草を食むのんびりとした牧歌的な景色からはとても想像ができないと、すごく意外に思いました。その理由ですが、大自然は多いけれど、働く場所(つまり自己実現ができる場所の事だと思います)が少ないからとの事。日本では、逆に働く場所はあっても働き過ぎで、うつになったり自殺したりする事が問題になっているので、ちょうどよくバランスを取れないものだろうかと思いました。ニュージーランドでも日本でも、どの国であっても若い人達が自ら将来を閉ざしてしまうなんて悲しすぎると思います。
今回の旅行で訪れた森の中には、このヨガの創始者の先生が創られた「120歳の階段」という名の120段の階段があり、0歳から59歳までは今までの人生を思い起こしながら一段ずつ上がっていくというプログラムがありました。60歳の地点には広い台があり、そこで全員がしばし瞑想。60歳以上の人は続いて実際の年齢までの人生の振り返り、実年齢以上の段ではこれからの未来に何をしたいか等を考えながら120歳の段まで上っていくというものでした。
後で感想をシェアしたりしましたが、ある年齢の段で中々前に進めなくなってしまった方、未来に何をしたいかが分った方等、様々でした。本当は、自殺を考えるような状況にいる人にこそ、この階段を経験していただけるといいのになあと思いました。
更に、創始者の方が木の板に書かれたメッセージも森の所々にあったのですが、とても印象的でした。例えば、『感謝を習慣にする』といったような一言なのですが、原生林の中だとすっと胸に染み込んでくるかのようでした。中でも『自分の中を休ませる』という言葉にはハッとしました。自分の身体の声を聞けるのは他でもない自分です。そして、瞑想では自分との対話ができますし、それが大自然の中だとより集中しやすい気がします。
仕事や生活に疲れた時、瞑想はとてもいいリフレッシュの手段になりうると思います。更にそれが自然の中だと、感性が磨かれて自分も自然の一部だという事を感じやすくなるような気がしますので、忙しい時こそ自然と触れ合う事をお勧めします。 ニュージーランドのような場所は理想的だと思いますが、日本にも多くの自然がありますし、冬休みなどを利用してお出かけになってみてはいかがでしょうか?
そして、冬休みでリフレッシュされたら、当会の実践論文に挑戦されて、磨かれた感性を全国大会で披露されてはいかがでしょう? お申し込みの締切りは2019年2月28日、原稿の締切りは4月18日となりますので、是非、ご検討されてみてください。(VE実践論文募集 https://www.sjve.org/9130)
そうそう、以前、このブログの「№129平和を願う(https://www.sjve.org/15323)」で、私がアロマテラピーのサロンに行って、「平和」を象徴するというアロマを引き当てたというお話をしましたが、この旅行に行く前にも行って、また、別のアロマを引き当てました。それがどういうアロマだったのかは次回にさせていただきます。
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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