5月17日(木)に、東京都渋谷区のアイビーホール（青学会館）で「経営者フォーラム」を開催しました。
今回も、業種を問わず企業にとって関心の高い“ビジネスモデル”を取り上げたこともあって、企業のトップや役員、経営幹部を中心に関東や中部、関西等から30名を超える方々が参加されました。
講師は、早稲田大学のビジネススクールで教授として競争戦略やビジネスモデルを専門に研究・指導されている山田英夫先生。山田先生は慶応義塾大学大学院経営管理研究科（ＭＢＡ）終了後、㈱三菱総合研究所に入社し、大企業のコンサルティングに従事されました。その後、早稲田大学に移籍され、現在は㈱ふくおかフィナンシャルグループ、サントリーホールディングス㈱の社外監査役も務めていらっしゃいます。
山田先生の講演テーマは「成功企業に潜むビジネスモデル」。
始めに、セブン銀行やエプソン、ライフネット生命など10社のビジネスモデルで見える所と見えない所を説明され、見えない所に潜む“コスト”と“競争”の2つを、それらに共通するポイントとして挙げられました。
続いて、そのコストと競争で優位に立つための戦略について、これらについてもまた、ＱＢハウスやウーバー、ラクスル等の企業を例に挙げて説明をされました。
山田先生のお話は、企業の例を中心に構成されているため、どの内容も分かりやすく、説得力十分でした。
参加された方々からも『具体的な事例を聞けて良かった』、『新しい気づきを得ることができた』、『同じ仕事でも差別化することが可能であることも感じとれた』等のようなご感想をいただいております。
最後に講師と参加者の間で質疑応答を行い、今回の「経営者フォーラム」は終了となりました。
次回は、2018年9月4日㈫の午後にアイビーホールで開催する予定です。7月中旬頃には詳細をご案内できるかと思いますので、その頃にもまた、本会のホームページをご覧ください。