こんにちは。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
ゴールデンウィークもあっという間に過ぎてしまいましたが、そろそろ衣替えの時期ですね。学生の頃は一斉に制服が夏服に替わりましたので、目でも体でも季節の移り変わりを感じさせられました。
衣替えの度に、できるだけ洋服を捨てようと思うのですが、ポンポンと潔く捨てている主人に比べ、なかなか思うようには捨てられません。『数年、着ていないものは捨てる!』と断捨離の先生方は口を揃えますが、服が着られなくなる程傷んだり、流行遅れになったり、自分の体型が大幅に変ってしまったりすれば、諦められるのですが・・・。
以前は年齢にそぐわなくなった服を親戚の女の子達に譲ったりしていましたが、それこそ流行や好みもあるでしょうし、今は安くて可愛い服が簡単に手に入る時代ゆえ、お古の服など喜ばれないように思います。
近所のデパートで、不要になった洋服等を買物のサービス券に引き換えてくれて、更にそれらを販売するサービスがあり、リサイクルができればただ捨てるよりは資源の有効活用にもなるからと、数回、利用した事はありますが、毎回毎回、大荷物を抱えた人達の長蛇の列ができていました。四季がある国ということも一つの要因でしょうが、服に限らず、日本は本当にモノが豊富に流通しているのだと思います。
昔は、洋服が『買って、買って!』と見えない言葉を発しているように思え、誘惑に負けてしまう事が多かったように思います。「買物」という行為は人間の「狩猟本能」の名残だそうですが、更に私にとっては、一番手軽なストレス解消方法だったようです。
服があればあるほど、その維持管理も大変になりますし、組合せを考える時間を(人によっては楽しいものだと思いますが)省くために、制服のように同じものを何枚も揃えて同じ組合せの着こなしをする方が紹介されていたのを見た事が何回かあります。何に価値を置くかで違ってくると思いますが、人それぞれですよね。
制服と言えば、高校時代の制服は、女子の夏服は白ブラウス・ポロシャツに濃紺無地のひだつきスカートであれば後は自由、冬服はブレザーだけ指定のものでブラウスは白または薄い色、スカートはひだつきであれば後は自由(男子はネクタイが自由)でした。華美にはならないように統一をしながらも、ある程度の制約条件を守ればおしゃれをする自由は残されていて、とても気に入っていました。こういう「おしゃれ心」もある意味の執着だと思うのですが、これを手放すのは、おしゃれを楽しみたい年頃の子達にとってはなかなか難しいのではないかと思います。
前回までのブログでもご紹介した「120歳人生の選択」の著者の一指 李承憲氏は、「執着を手放す事」も提唱されていますが、どういう内容かについては、次回以降にさせていただきます。
当会では、経営者や経営幹部になられた方々を対象に「経営者フォーラム」を開催しておりますが、2018年度の第1回目を、5月17日(木)に渋谷区のアイビーホール(青学会館)にて開催いたします。 今回は、早稲田大学 ビジネススクール 教授 山田英夫氏より、『成功企業に潜むビジネスモデルのルール』と題したご講演で、数々の事例から導きだした「コスト優位創出への新しい視点」、「持続的な競争構造」など、見えない所にあるビジネスモデルのツボを紹介いただく予定です。 お早目のお申し込みをお待ちしております。(https://www.sjve.org/14093)
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
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