暑中お見舞い申し上げます。公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会事務局の(ゆ)です。
暑い日が続きますが、お変わりございませんでしょうか?
下の写真は、ちょうど1カ月前に行ってきた立山です。左側にあるはずの「みくりが池」は凍っていて雪渓と見分けがつきませんでしたが、今はあの涼しさの中にもう一度身を置きたい気分です。今年の夏は、各地でゲリラ豪雨や雹が降ったりと天候不順なようですが、どうぞお身体を大切にされてください。
さて、前回のブログの続きですが、痩せようと思った訳ではないのに痩せてしまった三つの出来事のうちの二つ目ですが、ちょうど8年前の夏に手術のために入院した時です。
ブログ№46「気を感じる(2)(https://www.sjve.org/9122)」にも書きましたように、死ぬほど怖かった開腹手術ですが、麻酔で眠っているうちに無事に終りました。翌日に与えられた課題は、一人で歩いてトイレに行く事でした。が、これが悲しくなるほどできません。ベッドから病室の出口まではやっと行けても、そこから先に進めず後戻り。 友人達がお見舞いに持ってきてくれた本等も持ち上げるのがやっとで、こんなに体力が落ちてしまうものなのだと驚きました。できなくなって初めて、当り前に何でもできていた事のありがたさが分るものですね。
さらに、術後1、2日は傷跡の痛みが半端ではなく、うずくまってしまう程なのですが、がまんできない時は脊髄につながれたチューブから自分で痛み止めを投与できました。忙しい看護士さんの手を煩わせる事もなく省力化が図られているなあと感心したものです。
10日程の入院でしたが、手術で取り去った分も含めて体重は減ったものの、栄養管理された三度三度の規則正しい食事のお蔭で、体力は少しずつついていったようです。その病院の食事は私には美味しかったですし、何より上げ膳据え膳だけでも幸せで毎食完食していました。短い入院でしたし、家族と職場以外には知らせなかったのですが、毎日、誰かしらがお見舞いにいらしてくださり、ありがたかったです。
退院時には、痛みや薬からも解放されて心身共に軽くなった気がしました。その後1カ月の自宅療養に入ったのですが、予想以上に痩せてしまった私を心配した主人が、毎日のようにケーキだあんみつだとお菓子を買ってきてくれました。せっかく買ってきてくれたのだからと、こちらも完食していましたら、元の体重を軽くオーバーしてしまいました。予想以上に太ってしまった私を見て、今度は『どうにかしろ』と主人。運動不足もあるものの、主な要因は主人のお菓子だと思うのですが、もはや後の祭り…。
先ほど、私の入院の事は回りにあまり知らせなかったというお話をしましたが、実は私の両親にも知らせませんでした。どうして知らせなかったのかは、長くなりますので次回にさせていただきます。
私は入院自体は二度目で、一度目は20代の時の検査入院でしたが、久しぶりの入院で色々な事が進歩しているのだなあと思いました。自分で投与する痛み止めというのも昔はなかったと思いますが、色々な物が時と共に開発されていっているんですね。
当会では、8月24、25日と「開発設計のVE」セミナーを開催いたします。開発の上流段階にVEを適用し、効果的により大きな成果を上げる開発設計段階のVEの進め方を学べます。 お申し込みの締切りは8月17日になります。(https://www.sjve.org/9782)
では、よい週末をお過ごしくださいませ。 (ゆ)
過去のブログはこちら
- 幸せを感じる(4) (ゆ) No.340
- 幸せを感じる(3) (ゆ) No.339
- 幸せを感じる(2) (ゆ) No.338
- 幸せを感じる(1) (ゆ) No.337
- 価値をあげる(6) (ゆ) No.336
- 価値をあげる(5) (ゆ) No.335
- 価値をあげる(4) (ゆ) No.334
- 価値をあげる(3) (ゆ) No.333
- 価値をあげる(2) (ゆ) No.332
- 価値をあげる(1) (ゆ) No.331