第52回西日本VE大会


開催日程

2008年10月10日

開催レポート

西日本支部では、10月10日(金)にエソール広島という施設で「第52回西日本VE大会」を開催しました。


会場の様子

西日本VE大会は中国・九州地区でのVE普及や活用促進等を主な目的に毎年秋に開催されており、今回のテーマは“VEで高める顧客価値・企業価値”。前回の170名には及びませんでしたが、今回も中国・九州地区を中心に、四国・関西・関東地区から150名の方々が参加されました。

大会は、西日本支部・鬼頭正雄支部長【㈱安川電機】の開会挨拶で始まり、続いて松坂敬太郎氏【ヒロボー㈱代表取締役社長】が『挑戦とロマン』と題して講演。会社紹介用のDVDとしてNHK「プロジェクトX」の編集版が流された後、ヘリコプター事業への転換に挑戦し、見事にオンリーワンビジネスへと育て上げた実体験をもとに、改革・創造のポイントや挑戦するための3つの条件、挑戦するエネルギーの源泉、新市場の創造等について熱く語っていただきました。


松坂氏

10分間の休憩後、西日本支部の運営委員で、西日本支部が北九州地区と広島地区に設置しているVE塾の塾長を兼務する吉原晴男氏【吉原技術士事務所】が『VEの価値向上の考え方と活用のポイント』について解説。VEの定義、5原則、実施手順のほか、VEにおける価値のとらえ方や価値向上の4パターン、VEの実施に関する留意事項等について時にはリニアサーボモータや道路排水路工事、ベンチレータを例に挙げてご説明いただき、午前の部が終了しました。

午後の部は、『商品企画VE(0 Look VE)技法“コンセプト・メーキングVE”』の紹介で開始。コンセプト・メーキングVE(以下「CMVE」)とは関西支部のコンセプト・メーキングVE研究会が開発した技法のことで、この研究会の中心メンバーである谷彰三氏【シャープ㈱,CVS】からCMVEの特徴や手順、シミュレーション結果、適用事例等についてご紹介いただきました。

続いて、河内洋平氏【㈱フジタ広島支店】の『大型冷凍・冷蔵庫新築工事へのVE適用』事例紹介。工事の概要やVEの対象、VE活動の目標・内容・成果等について、ご紹介いただきました。聴講者の多くは製造業の方でしたが、写真を随所に盛り込んだ紹介資料のお陰で理解しやすかったという方も多かったようです。

10分間の休憩後、渡辺美稔氏【いすゞ自動車㈱,CVS】が『ライフサイクルコストを軸とした原価低減活動』と題して講演。新型ELFの開発におけるコモデティ活動とVE活動、VE活動をサポートするツールの概念と事例等を紹介、最後にまとめとして活動の特徴と人材育成についてもご紹介いただきました。


渡辺氏

続いて、ドライヤーを題材に実施した“コスト・コンテスト”の当選者等を発表。賞品の授与が行われた後、当選者から一人ずつ感想を述べていただき、大いに盛り上がりました。

最後に、西日本支部・中西和雄副支部長【マツダ㈱】の閉会挨拶。今大会も、盛況のうちに終了しました。

大会の終了後には、一般の方々の参加も可能な懇親会を開催。こちらには一般の方々と講師や運営委員等の大会関係者を合わせて約30名ほどの方々が参加され、場内のいたるところで途切れることなく交流や名刺交換等が行われていました。


懇親会の様子

「第52回西日本VE大会開催レポート08.10.10」をダウンロードする (pdf)

パンフレット

パンフレットをダウンロード